河村勇輝（写真：AP/アフロ）
シーズン当初は「3ポイントと身長の低さが弱点」だった河村勇輝だが、すでに前者を克服しているようだ。
1月29日、Gリーグ「メンフィス・ハッスル対オクラホマシティ・ブルー」の一戦が行われ、108-102でメンフィス・ハッスルが勝利した。
この試合にPGとして先発出場した河村は、7本連続3Pを成功させるなど23得点7アシストの大活躍でハッスルの勝利に貢献した。
Gリーグで得点＆アシストを量産する河村
シーズン当初はグリズリーズの試合に帯同しガベージタイムに数分間プレーすることが多かったが、最近ではGリーグの試合に多く出場している河村。
これまでGリーグでは20得点以上を記録した試合が5試合もあり、アシスト数も順調に積み重ねている。
このブルー戦の後半は特に神がかったプレーを連発させていた河村。
前半は3ポイントの感覚が合わず2本連続で落としたが、後半は河村のワンマンショーとなった。
3ポイントシュートを7本連続決め、試合終盤はマークが厳しくなったことでアシストに切り替えチームを勝利に導いたのだ。
3ポイントの成功率は70％と本職のSG以上の成績を残した。
これまでBリーグとは違う3ポイントラインの距離に苦戦していた河村だが、完全にアメリカバスケットボールの距離感をものにしたと判断できるだろう。
Gリーグオールスターファン投票途中経過では1位に
Gリーグでトップクラスの成績を残している河村だが、2月16日に行われるGリーグオールスターのファン投票途中経過で1位に選出されている。
12試合の出場で15.2得点、9.2アシストという記録を残し選手としての人気も非常に高いため、決して驚くべき出来事ではないといえるだろう。
また、マッドアンツ所属の富永啓生も10位に選出されている。
河村はこの活躍をシーズン通して行うことができれば、来シーズン以降NBAでのプレー時間が多くなっていくはずだ
。
ハッスルの次戦は2月1日（日本時間）、ホームでラプターズ905との対戦となる。
果たして今後も活躍が継続できるのか、今後の河村のプレーに注目だ。
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