八村塁(写真:AP/アフロ)

「NBA」レイカーズ八村塁が約3週間ぶりの復帰!試合は大敗もスターター全員が揃いプレーオフに向け再始動!

八村塁(写真:AP/アフロ)
3月23日(日本時間)、NBA「ロサンゼルス・レイカーズ対シカゴ・ブルズ」の一戦が行われ、115-146でシカゴ・ブルズが勝利した。

この試合でレブロン・ジェームズと八村塁が負傷離脱から復帰し、レイカーズはスターター全員がプレー可能な状態に戻った。

八村は試運転で5得点2リバウンドを記録

約3週間ぶりの復帰となった八村は、このブルズ戦では17分55秒の出場に留まった。

初得点は第3クオーターで、フェイダウェイシュートを決め、その後3ポイントシュートも決めた。

最終クオーターは大差を付けられた状況だったため、出場しなかった。

FG成功率は33.3%(6本中2本成功)、3ポイント成功率は25%(4本中1本成功)とやはりまだまだ本調子には及ばなかったが、怪我の再発なく動き自体も悪くなかったため、今後に期待が持てる17分間となった。

チームは大敗で次戦よりアウェー4連戦と苦しい状況が続くが、怪我人復帰でチーム状態は上向き

ルカ・ドンチッチの加入により魅力的で強いチームへと変わったレイカーズだったが、スターターの相次ぐ負傷離脱によりチーム状態は悪化し勝率も落ち気味となっている。

しかし、このブルズ戦ではレブロンが3月9日以来約2週間ぶりに復帰し、八村塁も2月28日以来約3週間ぶりにコートに戻ってきた。

オースティン・リーブスやジャクソン・ヘイズらも負傷離脱していた時期もあったため、久しぶりにスターターが揃ったことになる。

ただし、八村に関してはプレー時間の制限を設け限定的な復帰となったため、まだチームとして完全な状態ではない。

レブロンも17得点は挙げたものの、プレー時間は31分程度とやや抑え気味の状態だ。

八村は今後数試合は25分以内限定の出場となるため、チームとして完全体になるにはまだ時間がかかるが、残り12試合となったレギュラーシーズンの中で各選手がコンディションを上げ、6位以内を確保しながらプレーオフに照準を合わせられれば、NBAファイナルも目指せるはずだ。

ウェスタン・カンファレンスは3位~8位までゲーム差が少ないため、プレーオフストレートイン争いもレギュラーシーズンの最後まで続くはずだ。

果たしてレイカーズは6位以内を確保できるのか、注目しよう。

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