河村勇輝(写真:AP/アフロ)

NBA最強の攻撃力を誇る河村勇輝所属のグリズリーズが155得点勝利で好調継続!

河村勇輝(写真:AP/アフロ)
昨季27勝55敗だったチームとは思えない成績を今シーズン残しているグリズリーズ。

12月27日に行われたトロント・ラプターズ戦では155-126と圧勝しており、ウェスタン・カンファレンス3位となる21勝10敗という堂々たる成績だ。

NBAを代表するスターであるジャ・モラントとジャレン・ジャクソンJr.など充実の戦力で強豪となったグリズリーズ

グリズリーズのエースでありNBAを代表するPGであるジャ・モラントは、昨季怪我の影響により9試合のみの出場に終わった。

エースを失ったチームをジャレン・ジャクソンJr.が牽引したが、戦力低下は著しく、27勝55敗に終わった。

しかし、今シーズンはエースのジャ・モラントが本格的に復帰しており、負傷により欠場する試合は複数試合あったが、パワフルなダンクを控えながらプレーし続けている。

・ジャ・モラント 平均得点21.0 アシスト7.9

・ジャレン・ジャクソンJr. 平均得点21.5 リバウンド6.0

この2人がチームの中心であるのは間違いないが、PGではスコッティ・ピッペンJrもセカンドPGとして素晴らしいプレーを見せており、サンティ・アルダマやデズモンド・ベイン、ジェイレン・ウェルズ、ジェイ・ハフ、ザック・イディーなど若く才能ある選手が多数在籍している。

1人のエースに得点を頼るのではなく、人もボールも激しく動きながらどこからでも、誰からでも得点が生み出せる強さがグリズリーズにはある。

さらにはベテランとなりつつある守備職人のマーカス・スマートが控えているのだから、ウェスタン・カンファレンス3位となっているのも決してまぐれではないだろう。

チームの平均得点は123.7得点で、NBA全チームの中で断トツの1位となっている。

グリズリーズは開幕時の平均年齢が24歳とかなり若いチームであり、エースのジャ・モラントもまだ25歳、相棒のジャレン・ジャクソンJr.も24歳と若く、今後間違いなくNBAの主役となっていくだろう。

選手層は厚く、河村勇輝がなかなか試合出場できないのも当然と言えば当然か。

今シーズンはプレーオフに進出するだけでなく、カンファレンス・ファイナルやNBAファイナルに進出できるだけのポテンシャルがある。

果たして最強の攻撃力を誇るグリズリーズはこの勢いのままレギュラーシーズンを上位で終え、プレーオフでも主役となれるのか、今度に注目だ。

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