スポルディングのバスケットボールの特徴と魅力
バスケットボールを購入するためにスポーツショップに行くと、様々なメーカーのボールがズラリと並んでいます。
「モルテン」や「ミカサ」を筆頭に、「ウィルソン」や「タチカラ」、「ナイキ、「アディダス」など実に様々です。
そんな数あるバスケットボールのメーカーの中でも特に人気となっているのが「スポルディング」です。
スポルディングは、NBAの公式ボールとして知られる世界でトップクラスのスポーツメーカーです。
この記事では、そんな「スポルディングのバスケットボールの特徴と魅力」について解説していきたいと思います。
スポルディングの歴史
スポルディングは、1876年にあまり下で創設されたスポーツメーカーです。
主にバスケットボール用品の生産を行っていますが、他にもサッカーや野球、アメフト、ソフトボール、ゴルフなどのスポーツ用品も手掛けています。
スポルディングのバスケットボールは、1983年からNBAの公式ボールとして使用されていました。
残念ながら37年間続いた公式ボールの歴史は2020—2021シーズンで終了し、2021—2022シーズンからはウィルソンのバスケットボールが公式ボールとなりました。
2006年にはセグメント数を減らし天然皮革から合成素材の公式ボールにチェンジしましたが、選手たちから「滑る」「はね返りが悪い」といった不満が続出し、2007年に再び古い公式ボールへとチェンジされました。
2012年からはユーロリーグの公式ボールにも採用されています。
スポルディングのバスケットボールの特徴と魅力
前述した通りトップメーカーであるスポルディングのバスケットボールは、3つの特徴的なボールを発売しています。
それぞれ挙げていきましょう。
レガシー
スポルディングの「レガシー」は、独自の素材を使用したバスケットボールです。
その素材は、「呼吸する素材」と言われています。
汗を素早く吸収して蒸発させることができるので、時間が経過してもグリップ力が落ちないという特徴があります。
水分を蒸発させるので、重さも変わることがありません。
ボールの中心部分はクッション材フォーム構造で耐久性と柔軟な感触を実現しています。
使用していて手に密着するような感触があるので、とても気持ちよくプレーすることが可能なのです。
レガシーはJBA(日本バスケットボール協会)公認のバスケットボールになっています。
ネバーフラット
スポルディングの「ネバーフラット」は、通常のバスケットボールよりも高気圧が10倍も長持ちする非常に耐久性のあるボールとなっています。
ボールの内部にスポルディングの独自の「NITROFLATEガス」がボールの内部を覆っていることで空気漏れを防いでいるのです。
通常のボールであれば使用して3ヶ月目くらいから「少し空気が甘くなってきたかな」と感じ、半年くらい経つと明らかに空気圧が少なくなっていると実感しますが、ネバーフラットのボールの場合は1年間使用してもそれほど空気圧の低下を感じることはないはずです。
また、品質の高い合皮素材を使用しているので、非常にグリップ力がありコントロールがしやすいという特徴があります。
このネバーフラットもJBA(日本バスケットボール協会)公認のバスケットボールになっています。
ルーキーギア
スポルディングの「ルーキーギア」は、用事や小学校低学年の子供向けに開発されたバスケットボールです。
通常の5号ボールよりも25%も軽量化されているので、小さな子供でもシュートをリングに届かせることができます。
カラーバリエーションも豊富で、グリーン×イエロー×レッド×ブルーといったマルチカラーもあります。
人工皮革で本格的な手触りを味わえるというのも嬉しいポイントだと言えるでしょう。
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