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バスケットボールはなぜクォーター制なの?
なぜNBAだけ12分なのか
もう1つこのクォーター制で疑問に感じるのが、「なぜNBAだけ1クォーター12分なのか?」ということです。
同じプロであるのに日本のBリーグや各国のプロリーグ、国際試合は10分となっています。
これは、基本的に10分が世界的に標準であり、12分のNBAが異例なのです。
その理由としては、各クォーターが10分だと中継コンテンツとしては短すぎるからと言われています。
真偽のほどは確かではありませんが、商業的な理由によって12分になっている可能性が高いのです。
試合時間は40分(もしくは48分)だが実際はかなり長時間行われる
試合時間は各クォーター10分(NBAは12分)なので、トータルで40分(48分)ですよね。
しかし、実際の試合開始から試合終了までの時間は、2時間~3時間程度かかることがほとんどです。
その理由としては、「バスケットボールは時間が止まる回数が非常に多いから」です。
例えばサッカーでは、ファウルがあったりボールがフィールドから外に出たとしても時計が止まることはありません。
その分「ロスタイム」として加算されますが、その回数も時間もそれほど多くないのでトータルの時間は試合時間が90分であるのに対して2時間程度となっています。
しかし、バスケットボールの場合は、ファウルやフリースロー、コートの外にボールが出た時などに必ず時計が止まります。
その他にも、作戦をチームで共有することができる「タイムアウト」というシステムも存在します。
これらは試合中に頻繁にあり、インターバルやハーフタイムなどすべての時間を足すと試合時間の倍以上になることも多いのです。
それゆえに、バスケットボールを観戦する際は、実際のプレーを見て楽しむだけでなく、各チームの作戦や各選手のスタッツなどを確認したり、会場の雰囲気を楽しんだりするのもおすすめです。
まとめ
今回は、「バスケットボールはなぜクォーター制なのか?」という疑問について解説してきました。
・スピーディーな試合展開を期待できるから
・テレビ中継がしやすいから
この2つのポイントがクォーター制になった理由であると考えられます。
現代ではミニバスからプロまでのすべての試合でクォーター制を採用しているので、今後もこのルールは変わることがないはずです。
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