「ライバル・ウィーク」とは?NBAの新たな集客の取り組みとは

アメリカの4大プロスポーツリーグの一つであるNBAは、世界最高峰のバスケットボールリーグとして屈指の人気、集客力を誇ります。そんなNBAではさらなる集客を目指して、様々な工夫がなされています。

先日、2022-23年シーズンの公式スケジュールが発表され、話題になりました。中でも注目されたのが、「ライバル・ウィーク(Rivals Week)」と呼ばれる新たな試みです。

2023年1月24日から28日までの間、歴史的にライバル関係にあるチーム同士の試合を11試合行なうというもの。長い歴史と根強いファンベースを生かし、さらなる集客とリーグの盛り上げを目的としています。これらの試合にはロサンゼルス・レイカーズ対ボストン・セルティックスといった古くからのライバルゲームに加え、昨シーズンの決勝カードであるトロント・ラプターズ対ゴールデンステート・ウォリアーズなども含まれています。

さらに、米国中間選挙が行われる11月8日には試合を行わない予定です。リーグの取り組みとして、投票率向上を目指します。

古参のファンから新しいファンまで楽しめる仕掛けを作り続けるNBA。世界トップリーグとして君臨し続けているのも頷けます。社会的意義をも意識したリーグ運営を行うNBAから学ぶことも多いのかもしれません。

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