「最後の年は息子とプレーする」37歳レブロンがNBA引退前の計画を明かす「必要なことは何でもするよ」<DUNKSHOOT>
ロサンゼルス・レイカーズの大黒柱、レブロン・ジェームズは昨年12月30日に37歳となった。通常の選手であれば、引退していてもおかしくない年齢だが、“キング”はキャリア19年目の今季も平均29.1点、7.9リバウンド6.5アシストとオールラウンドな活躍でチームを牽引するとともに、リーグのアイコンとして君臨している。
NBAの御大は、先日故郷のクリーブランドで開催されたオールスターゲームに出場。自身18回目の球宴で24得点、6リバウンド、8アシストをあげて健在ぶりを見せつけたが、本戦の前日に行なわれたメディアセッションで自身の将来について口を開いた。
「何が起こるかわからない。(古巣のクリーブランド・キャバリアーズに)復帰してプレーすると言っているわけではないけど、わからない。自分の将来がどうなるかなんてね」
2003年のドラフト1巡目1位でキャブズに入団したレブロンは、故郷球団で7年間プレーし、10年のオフにマイアミ・ヒートへ移籍。ドゥエイン・ウェイド、クリス・ボッシュと“ビッグ3”を結成し12、13年に連覇を成し遂げた。
そして14年には古巣キャブズへ復帰。16年にチームを初優勝に導く原動力となり、18年に移籍したレイカーズでも加入2年目の20年に頂点に立っている。
レイカーズとの契約はあと2年残っており、23年にFAとなるレブロン。NBAではこれまでプレーしてきたすべてのチームを優勝に導き、4度のファイナルMVPも手にしてきたが、現役最終年のプランはすでに決まっているという。
「最後の年は息子とプレーする。(息子の)ブロニーがどこにいても、そこには俺もいるだろう。息子と1年プレーするために必要なことは何でもするよ。その時はお金じゃない」
現在17歳のブロニーは191センチ・82キロのコンボガード。憧れの選手は父のチームメイトであるラッセル・ウエストブルックで、NBAドラフトにエントリーできるのは最短で24年となる。
以前から息子とのNBA共闘を希望していたレブロン。2年後、リーグ初となる親子共演は叶うのか。
構成●ダンクシュート編集部
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