Bリーグ、沖縄で開催予定のオールスター中止を発表。コロナの影響で2年連続…島田チェアマン「非常に残念」
バスケットボール男子のBリーグは6日、今月14日と15日に沖縄県(沖縄アリーナ)で開催を予定していた球宴「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2022 IN OKINAWA」を中止すると発表した。
リーグは公式リリースにて、今回の決断に至った経緯を説明している。
「沖縄県、沖縄市とは現状の沖縄県内のコロナ感染状況においても、開催に向けて前向きに連携をいただき協議を進めておりましたが、複数のB.LEAGUE所属選手が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、それに伴う濃厚接触者が多数生じる見込みがある中で、開催までの期間に欠場が多数生じる可能性が高いことから、中止の判断に至りました」
Bリーグでは、数日前から複数のクラブで新型コロナウイルスの陽性者が確認されていた。リーグの発表によれば、オールスターに選出されていた全27選出中12名が陽性判定および濃厚接触者で欠場見込みだという。
2017年から始まったBリーグのオールスターは、第1回大会を国立代々木第一体育館で行なって以降、熊本、富山、北海道と各クラブのホームタウンを開催地にして盛り上げてきたが、茨城で予定されていた昨年も新型コロナの影響で中止。そして今回も、大会まで1週間に迫ったタイミングでの苦渋の決断となった。
島田慎二チェアマンはリリースの中で「非常に残念」とコメントを発表。「開催に向けて、沖縄県、沖縄市をはじめ、多くの皆様のお力添えをいただきながら、準備してまいりました。ファンの皆様には、2年連続の中止となり、残念な思いをされている方も多くいらっしゃると思います。大変申し訳ございません」と述べた。
大会は中止となったが、リーグは同日にファンが楽しめるコンテンツの配信を検討しているという。また、リーグ戦の開催については「厳しい感染状況の中でもファンの皆様のご協力もいただきながら、許容されている限り、強い意志を持ってリーグ戦を続けてまいります」とコメントしている。
構成●ダンクシュート編集部
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