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吉田正尚メジャーリーグデビューで2安打1打点、レッドソックスの4番を任され躍動

写真:吉田正尚(提供:写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
3月30日、メジャーリーグ「レッドソックス対オリオールズ」の一戦が行われ、10-9でオリオールズが勝利した。

この試合では、WBC大活躍した吉田正尚がレッドソックスの4番打者として出場。

吉田はこのメジャーリーグのデビュー戦でいきなり2安打1打点と躍動した。

チームは敗れたものの、吉田自身は上々のシーズンスタートが切れたと言えるだろう。

試合前のセレモニーでは、「WBCチャンピオン」と紹介される

やはりWBCの影響は非常に高い。

レッドソックスの本拠地で行われたこの試合は、WBCを制した侍ジャパンの4番打者の存在に注目が集まった。

「WBCチャンピオン!」とアナウンスされると、大歓声が起こる。

173㎝と小柄ながら、この重要な開幕戦で4番を任されることとなった吉田は、WBCと同じように淡々と冷静にバッターボックスに立った。

初打席は二ゴロも3打席目、4打席目で安打し初打点も記録

注目の初打席。

打席に入る際、観客たちはスタンディングオベーションで吉田を迎え入れた。

打ち急ぐことなく冷静にボールを見極めるなど、さすがの冷静さも見せるが、7球目を打ち損じセカンドゴロに仕留められた。

2打席目は、カウント0-1からカイル・ギブソンの2球目が内角に入り過ぎ、死球を受け出塁。

そして迎えた3打席目、吉田にメジャー初安打が生まれる。

キーガン・アキンからの2球目、高めのストレートを強振し、ボールはセカンドのグラブをはじき外野に抜けた。

この安打でレッドソックスに得点が入り、初打点も付いた。

さらに4打席目、一死走者一塁の状況で初球から思い切ってバットを振った吉田の打球は、ファーストライナー気味となったが、その打球速度が速すぎたためライト線に抜けヒットとなった。

5打席目はショートゴロに終わったが、デビュー戦で2安打1打点はさすがと言えるだろう。

WBCで新記録となる驚異の13打点を挙げた活躍により、今季はメジャーリーグでも常に注目されることになる。

はたしてメジャーリーグでも吉田旋風を起こすことができるのか、今後の活躍に注目だ。

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