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吉田正尚豪快11号満塁弾&猛打賞、6打点の大暴れ!打率も.317で首位打者圏内に

写真:吉田正尚(提供:写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
7月17日、メジャーリーグ「カブス対レッドソックス」の一戦が行われ、5-11でレッドソックスが勝利した。

この試合に5番レフトで先発出場した吉田正尚は、11号満塁本塁打を含む猛打賞、6打点と大活躍。

打率も.317に上昇し、打率ランキングで単独2位に浮上した。

連続マルチ安打の記録は途絶えるも絶好調継続!

メジャー初挑戦ながら、吉田正尚は完全にメジャーの投手にアジャストしているようだ。

6月こそ一時的に調子を落としたものの、7月以降は打率4割以上と絶好調モードとなっている。

日本野球界のレジェンドであるイチローの7試合連続マルチ安打の記録を塗り替え、8試合連続マルチ安打という偉業を打ち立てた吉田は、首位打者獲得という偉業を狙えるところまで打率を伸ばしている。

特にこの日は大当たりで、1打席目と2打席目こそサードゴロと空振り三振に仕留められたものの、5回の第3打席では満塁で完璧なホームランをライトスタンドに叩き込んだ。

相手投手であるジャスティン・スティールの得意球であるスライダーには手を出さず、ストライクをとりにきたストレートを狙い撃ちした。

レッドソックスはこの回5点を奪い、一気に試合を決めた。

さらに7回には低めの球を上手く打ち、三塁打を放つ。

しかし、この日の吉田は2安打では終わらない。

9回に迎えた第5打席では、タッカー・バーンハートが投げた64kmの超スロースライダーにタイミングを合わせ強振し、安打を放つ。

満塁弾だけでなく3安打猛打賞と大暴れとなり、まさに手が付けられない試合となった。

打率も.317に上昇し、打率ランキングでも単独2位となっている。

1位のヤンディ・ディアスや規定打席に到達すれば一気にランキング1位となるコリー・シーガーなどライバルはかなりの実力者だが、吉田も今の調子を維持できれば十分に首位打者&新人王の可能性があると言えるだろう。

もしかしたら、本塁打王大谷翔平、首位打者吉田正尚という夢のような結果となる可能性もあるわけだ。

レッドソックスはア・リーグ東地区の5位ながら、チームの勝率は.527とまだプレーオフの可能性が残っている。

吉田とレッドソックスの快進撃に期待しよう。

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