山本由伸の移籍先はソト獲得のヤンキースか、それとも大谷獲得のドジャースか、東西の名門が積極的に交渉
写真:山本由伸 (AP/アフロ)
オリックスからポスティングシステム制度を利用してメジャーリーグ移籍を目指している山本由伸だが、その獲得レースはクライマックスを迎えているようだ。
山本はすでにドジャースと直接交渉を行っているが、12月12日にロサンゼルス近郊でヤンキースとの直接交渉に臨んだことをニューヨークの専門局「YESネットワーク」が報じた。
移籍交渉期限は2024年1月4日までとなっているが、ドジャースかヤンキースに絞られていることが有力視されているため、1週間以内に決着する可能性が高い。
ヤンキース入団ならば名門復活か
メッツやジャイアンツも山本と面談を行っているが、現時点ではヤンキースかドジャースが有力であると見られている。
ヤンキースに入団することになれば、昨シーズンポストシーズン進出を逃し低迷しているヤンキースを立て直す起爆剤となれる。
すでにパドレスから2020年のナ・リーグ首位打者、2020年、2021年のオールMLBファーストチーム選出のフアン・ソトを獲得しているため、山本が加入すれば投打でレベルアップを図れる。
山本が愛着を持っている背番号「18」をわざわざ空けていることからも、その本気度がわかる。
名門復活のためになんとしてでも山本獲得を実現させたいところだろう。
ドジャース入団ならば大谷との共闘に
今オフ最大の目玉である大谷翔平を獲得したことで大きな話題となったドジャースだが、もう1人の日本人スター選手である山本も獲得しようと画策している。
大谷自身の提案により契約金の97%を後払いにしたことで、3億ドル(約435億円)ともいわれている山本由伸も獲得可能となっている。
ベッツ、フリーマンに大谷が加わったことでメジャーナンバーワンの強力打線となったわけだが、山本も獲得できれば先発の柱としての活躍が期待できる。
山本としても入団1年目からワールドシリーズ制覇を狙えるため、非常に魅力的な球団に映っていることだろう。
果たして山本由伸はどの球団のユニフォームを着てプレーすることになるのか、その動向に注目だ。
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