山本由伸（写真：AP/アフロ）
ドジャースの先発2本柱の1人である山本由伸が復帰に向け大きく動き出した。
7月12日、ドジャースのロバーツ監督が右肩腱板損傷で負傷者リスト入りしている山本由伸（25）がキャッチボールを再開したことを明らかにした。
痛みもなく、順調にいけば8月中旬頃にはメジャー復帰となりそうだ。
先発投手陣崩壊のドジャースにとって山本由伸の復帰は非常に大きい
ワールドシリーズ制覇を目指すドジャースだが、ベッツの戦線離脱に続き山本由伸、グラスノーという先発の2本柱を失い、ビューラーも離脱した。
本日行われたタイガースとの一戦は大谷翔平が値千金の勝ち越しタイムリーで逆転勝利したものの、前日まで4連敗を喫していた。
当分の間は計算できる先発投手が少ないため勝率が下がる可能性があるが、山本由伸が復帰できれば緊急事態をある程度脱することができる。
山本だけでなくレジェンドであるカー・ショーも肩の手術からのリハビルを終え8月中旬以降に復帰見込みとなっており、グラスノーとビューラーも復帰してくれれば一気にメジャー屈指の先発陣容となる。
8月中旬にはおそらくベッツも復帰を果たしているはずで、このころには投打でメジャー屈指の陣容となっている可能性もある。
そういた意味でも、7月中旬から8月上旬までの期間は辛抱強く戦い接戦をものにしていく必要があるといえるだろう。
山本はマイナー登板を経て8月中旬までには復帰か
山本由伸はすでに60フィート（約18ｍ）のキャッチボールを2度行っており、痛みや張りもなく次のフェーズへと進んでいけそうだ。
今後はブルペン投球などを経てマイナー登板を複数回行った後、メジャーの舞台に復帰する流れとなる。
14度の先発で6勝2敗、防御率2.92という好成績を残している山本が本格復帰すれば、再びドジャースの勝率は上向いていくはずだ。
果たして山本のメジャー復帰はいつになるのか。
早期の復帰を期待しよう。
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