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日本野球の至宝、山本由伸がいよいよメジャーリーグデビュー!大谷との共闘で開幕2連勝を目指す
山本由伸(写真:AP/アフロ)
いよいよ日本野球の至宝がメジャーリーグ初戦を迎える。
3月21日、メジャーリーグ開幕シリーズ「ドジャース対パドレス」の第2戦が行われる。
この試合でドジャースの先発を任されるのが、今シーズンからメジャーリーグに活躍の場を移した山本由伸だ。
3年連続の投手4冠の至宝がメジャーで活躍できるのか、その投球に大きな注目が集まる。
オープン戦では結果が出せなかった山本
12年間総額3億2500万ドル(約463億円)とまさに「鳴り物入り」でドジャースに入団した山本由伸は、オープン戦ではまだメジャーに適応できていない様子だった。
3月7日に行われたWソックス戦では3回を投げ5失点(被安打6、3四球)と結果が出せず、3月13日に行われたマリナーズ戦でも4回2/3を投げ4失点(被安打8、1四球)と打ち込まれた。
オープン戦の通算では防御率8.38となっており、山本らしからぬ結果であるのは間違いない。
メジャーの打者を相手にする難しさはもちろん、ピッチクロックやメジャー公式球などにも適応しなければならないため、本来の力を100%発揮できるようになるにはまだ時間がかかるだろう。
しかし、アメリカや日本、韓国だけでなく全世界に注目されているメジャー開幕シリーズでの登板なだけに、「日本のエース投手である山本由伸」を示しておきたいところだ。
ドジャースの強力打線が援護、大谷は今季初HRなるか
開幕戦となった昨夜の試合では、ダルビッシュ有投手が気合いのこもった投球でドジャース打線に立ち向かい、7回まではリードしていた。
しかし、ドジャースはパドレスのファーストのグラブの紐が破損するアクシデントを見逃さず、一気に4得点を奪い逆転に成功する。(試合は5-2でドジャースが逆転勝ち)
とりわけ1番ベッツと2番大谷、3番フリーマンの3人は強烈で、相手投手に同情してしまうほどだ。
さらには4番スミス、5番マンシーと実力ある打者が続くため、もしも山本が2~3失点したとしても十分に逆転できると考えられる。
山本は大きなプレッシャーを受けながらの投球となるはずだが、「1~2点とられていも大丈夫」というマインドでマウンドに立ってもらいたいものだ。
同じ日本人でありWBCで共に戦った大谷翔平も、そのバットで山本を援護してくれるはずだ。
果たして山本は先発投手としてゲームを作ることができるのか。
そしてドジャースは開幕2連勝を達成させることができるのか。
韓国で行われる第2戦も要注目だ。
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