• HOME
  • 記事
  • 野球
  • ドジャース山本由伸は2年目となる新シーズンで爆発の予感!カブス今永超えなるか
山本由伸(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

ドジャース山本由伸は2年目となる新シーズンで爆発の予感!カブス今永超えなるか

山本由伸(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
「2年目のジンクス」といった言葉があるが、ドジャースの山本由伸のMLB2年目はその壁を悠々超えてしまう予感が漂っている。

山本と同じく昨季MLBデビューしたカブスの今永昇太は、15勝を挙げナショナル・リーグのサイ・ヤング賞投票で5位と大活躍だったが、新シーズンはそんな今永を超える活躍が期待できる。

右肩腱板損傷で約3ヶ月間離脱も7勝を挙げた山本

所属するドジャースにとっては最高のシーズンとなったが、山本由伸個人にとってこのMLB初年度は大成功とはいえないものだった。

MLBのボールやマウンドの固さ、ピッチクロックなど変化への適応といった難しさや右肩腱板損傷による離脱を経験したからだ。

移籍前は、「NPBで無双した山本ならば2ケタ勝利はできる」といった声が多かったが、レギュラーシーズンの勝利数は「7」に留まった。

しかし、約3ヶ月間の離脱がありながらも7勝を挙げた事実は、もっと賞賛されても良いものなのではないか。

防御率は3.00で敗戦はわずか2敗であり、ドジャースにとって頼れる先発投手であったのは間違いない。

ポストシーズンにおいてもパドレス戦で3回5失点と炎上したが、2戦目では5回無失点で勝ち投手となり、ワールドシリーズでもヤンキースを相手に6回1失点の好投でドジャースの優勝に貢献した。

9月頃には防御率が2.63となったこともあり、MLBでもトップクラスの投手であることを証明したといえる。

山本の新シーズンは昨シーズン15勝を挙げた今永を超える予感

山本は日本でトレーニングを再開しているが、2月11日からはドジャースのキャンプが始まるため、その日程に合わせて渡米することになる。

サイ・ヤング賞投手のブレイク・スネルを獲得し、大谷が投手を再開するなど、先発投手陣の層も厚くなった。

ドジャースは6人ローテを採用する可能性も高く、山本はベストコンディションを保ったままレギュラーシーズンを駆け抜けられる環境だといえるだろう。

昨シーズンは故障前に4試合連続100球以上を投げていたため、投球数の面でも配慮があるはずだ。

おそらく80球程度が投球数MAXの目安となることだろう。

MLB屈指の打撃陣を誇るドジャースだけに、防御率2.80ペースで25回程度登板できれば、15勝以上は可能なのではないか。

果たして山本は2年目のジンクスを打ち破りサイ・ヤング賞投手候補となることができるのか。

新シーズンの山本の活躍を期待しよう。

関連記事