「ワールドシリーズ」第1戦はフリーマンの延長満塁本塁打でドジャース先勝!大谷は流れを変える安打で勝利に貢献
大谷翔平(写真:AP/アフロ)
10月26日、MLBワールドシリーズ第1戦「ドジャース対ヤンキース」の一戦が行われ、6-3でドジャースが初戦をものにした。
1番指名打者で先発した大谷翔平は同点に繋がる2塁打を放つなど、チームの勝利に貢献した。
延長10回までもつれたこの試合は、10回裏2アウト満塁でドジャースのフリーマンが満塁本塁打を放ち試合を決めた。
両チームの先発が好投する投手戦となった第1戦
ドジャースの先発フラーティーが1回表をゼロで抑えると、1回裏にドジャースのフリーマンが魅せる。
レフト線にヒットを放ち、ヤンキースのレフトを守るバードゥーゴがもたつく間に3塁を奪った。
足首がまだ完治していないフリーマンの激走に、観客も総立ちとなった。
得点には繋がらなかったが、スタジアムの雰囲気を盛り上げるプレーとなった。
投手戦となったこの試合は、5回裏にスコアが動く。
1アウトからキケ・ヘルナンデスが3ベースヒットを放つと、ウィル・スミスの犠牲フライでドジャースが先制した。
しかし、ヤンキースも黙っていなかった。
6回表のヤンキースの攻撃ではジャッジが三振に終わったものの、続くスタントンがレフトスタンドに叩き込む2ラン本塁打を放った。
スタントンはポストシーズン4試合連続の本塁打となった。
6回以降ドジャースもチャンスを作るが、ヤンキース投手陣が踏ん張り1-2のスコアのまま試合終盤に突入する。
試合の流れを変えたのは、やはり大谷翔平だった。
大谷翔平は第4打席に同点に結びつく2塁打を放つ
大谷は第1打席から積極性を見せる。
昨季のサイヤング賞投手のゲリット・コールの初球を強振し、いきなりホームラン性の当たりを見せた。
惜しくもフェンス直前で失速しジャッジのグラブの中にボールは収まったが、調子の良さを伺わせた。
2打席目は三振、3打席目はショートゴロに終わった。
迎えた8回。
ついに大谷が結果を残す。
ライトオーバーの打球はあと数十センチでフェンスインだったが、フェンスに当たりボールはフィールド側に転がった。
守備のもたつく間に3塁に進塁した大谷は、ベッツの犠牲フライでホームを踏みドジャースは同点に追いついた。
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