「WBC」初回の猛攻で3点先制のアメリカ、一時逆転されるもターナーの満塁弾で準決勝進出
アメリカのトレイ・ターナーが8回に満塁ホームランを放ち逆転に成功する
この試合で9番を務めたトレイ・ターナーが、ヒーローとなる一打を放つ。
ノーアウト満塁、0-2のカウントから、レフトスタンドへ劇的な満塁ホームランを放ったのだ。
首位打者1回、盗塁王2回という一見すると安打製造機タイプとも思えるターナーは、実は直近の2年間共に20本以上のホームランを放つなど長打力も兼ね備えているのだ。
最高の形で逆転したアメリカは、8回裏、9回裏をしっかりと「0」で抑え、見事9-7で勝利を収めた。
優勝候補アメリカが危うく敗退する可能性もあったが、ベスト4進出が決まり、大会もさらに盛り上がっていくことだろう。
投手陣はやや不安定さが目立つが、打撃陣はこのベネズエラ戦で14安打を放つなど、状態は上向きとなっている。
準決勝はキューバとの対決(日本時間3月20日8時)となる。
「アメリカ代表対日本代表」という夢の決勝戦のカードが、いよいよ現実味を帯びてきたと言えるだろう。
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