「WBC」初回の猛攻で3点先制のアメリカ、一時逆転されるもターナーの満塁弾で準決勝進出
写真:マイク・トラウト(エンゼルス) 提供:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ
3月19日、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)準々決勝「アメリカ代表対ベネズエラ代表」の一戦が行われ、9-7でアメリカ代表が勝利した。
アメリカ代表は、カイル・タッカーの3安打やトレイ・ターナーの満塁ホームランなどよって見事勝利を収めた。
これでベスト4進出が決まり、WBC連覇達成まで残り2試合となった。
アメリカは5番を務めるカイル・タッカーが3安打と活躍
アメリカの初回の攻撃はまさにワールドクラスだった。
ベッツ、トラウト、ゴールドシュミット、アレナドが4連打を放ち、なんと5番打者のタッカーもタイムリーを放つ。
ベネズエラのチャレンジによってカイル・タッカーは走塁死となったが、アメリカ代表が幸先よく3点を先制する。
タッカーは2打席目も2塁打、3打席目はホームランを放つなど、大活躍となった。
ベネズエラも一時アメリカからリードを奪う
初回に3点を先制し、早くもアメリカの勝利の予感が漂ったが、ここからベネズエラは意地を見せる。
やはり1次ラウンドを勝ち抜いてきたベネズエラも確かな実力を持ったチームだ。
1回の裏に3番打者のアラエスが2ランホームランで早くも1点差に詰め寄ると、5回には粘り強い攻撃で4点を奪い逆転する。
7回にはアラエスのソロホームランが飛び出し、7-5とリードをしたまま試合終盤に突入した。
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