
写真:マイク・トラウト(エンゼルス) 提供:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ
いよいよ開幕まで10日を切ったWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)だが、最も注目されるのはやはり侍ジャパンだろう。
大谷翔平を筆頭に、佐々木朗希や村上宗隆、山本由伸、ダルビッシュ有、山田哲人など、過去最強チームとも言える布陣で大会に臨むことになる。
しかし、ライバルとなるアメリカ代表は、侍ジャパンを超えるスターが揃っている。
「普段はプロ野球を見るくらいでメジャーリーグは見ない」という人は、WBCをより一層楽しむためにも、ぜひアメリカのスター選手を覚えておこう。
マイク・トラウト
おそらくプロ野球しか見ていないファンであっても、その名前くらいは知っているであろう。
大谷翔平のチームメイトであり、メジャーリーグナンバーワンとの呼び声高い選手だ。
MVPを3度も受賞しており、300本塁打200盗塁を達成しており、シルバースラッガー賞9回、オールスターゲーム選出10回というモンスターだ。
今大会では、キャプテンとしてアメリカ代表を牽引する。
ポール・ゴールドシュミット
35歳のベテランであるゴールドシュミットは、2022年にシーズンMVPを獲得している。
シルバースラッガー賞5回、ゴールドグラブ賞4回、オールスターゲーム選出7回を誇っている。
数年間は不調が続いていたが、直近の2年間は素晴らしい成績を残している。
ムッキー・ベッツ
「優勝請負人」と称されるベッツは、シーズンMVPも1度受賞しており、シルバースラッガー賞5回、ゴールドグラブ賞6回など、メジャーを代表する選手の1人だ。
J.T.リアルミュート
メジャーリーグナンバーワン捕手とも言われるリアルミュートもWBCに参戦予定だ。
シルバースラッガー賞3回、ゴールドグラブ賞2回、オールスターゲーム選出3回となっている。
特に近年の活躍はすさまじく、侍ジャパンにとってはかなりの強敵であると言えるだろう。
アメリカ代表はその他にもスター選手揃い
アメリカ代表は、前述した選手以外にも、多くのスター選手が参加を表明している。
2022年プラチナ・グローブ賞を受賞したノーラン・アレナドや抜群の身体能力とセンスを持つティム・アンダーソン。
さらには2022年に11勝を挙げているダム•ウェインライト、12勝のマイルズ•マイコラス、13勝のメリル•ケリー、33セーブのライアン•プレスリーなども参戦予定だ。
侍ジャパンと決勝トーナメントで対戦する可能性は極めて高いため、ぜひ彼らの実績も知っておこう。
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