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まるで花火大会の大谷翔平のバッティング練習、侍ジャパンメンバーも中日の選手も大興奮

大谷翔平(Photo by Diamond Images / Getty Images)
3月4日、WBCに臨む侍ジャパンは中日との強化試合を行い、4-1で勝利した。

試合内容も大きな話題となったが、それ以上に注目を集めたのが大谷翔平のバッティング練習だ。

試合前に行われた大谷のバッティング練習では、まるで花火大会が行われているかのような盛り上がりを見せた。

侍ジャパンのメンバーがまるで野球少年の様な眼差しで大谷を見つめる

やはりこの男、格が違いすぎる。

大谷翔平は、中日戦の試合前に行われたバッティング練習で柵越えを連発させた。

3発も広いバンテリンドームの5階席(最上段)まで運んだのだ。

そのスイングスピード、その打撃音、そして大きく綺麗に描かれる放物線は、日本ではお目にかかれないものだった。

山田哲人や村上宗隆、中村悠平ら侍ジャパンメンバーが、大谷翔平の番になるとバッティングケージ裏に歩み寄る。

「間近で大谷の打撃を見たい」

その目は、WBCを共に戦う戦友ではなく、憧れのスーパースターを見る野球少年のようだった。

1つ1つの打撃に目を輝かせ、驚き、感心する。

彼らもまた一流の選手であり、日本トップクラスの人気を誇るが、大谷翔平の前ではやはり格が落ちてしまう。

それほど圧巻のバッティング練習だった。

さらに、対戦相手である中日ドラゴンズの選手たちもそれは同様だった。

対戦相手であることから、ケージに近づくことは出来なかったが、ベンチの柵に腕をかけ、食い入るように大谷翔平のバッティング練習を見つめた。

自らのスマホでそれを撮影している選手までいる。

5階席まで飛んだ打撃では、目を輝かせ、拍手を送る。

大谷翔平は、観客だけでなく、その場にいるすべての人をバッティング練習だけで魅了してしまったのだ。

彼が打席に立てば、練習でも「SHOW TIME(ショータイム)」となるのだ。

3月6日の阪神戦でいよいよ強化試合出場か

4日に行われた中日戦の前にバッティング練習を行った大谷だが、いよいよ次戦は自らも試合に出場することになる。

3月6日の阪神戦では、高い確率で打席に立つことだろう。

大谷が実際に打席に立つことで、いよいよWBCに向けた最終準備が行われることになる。

WBCのタイトル奪還に向けて、大谷にも調子を上げていってもらいたいものだ。

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