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WBC初戦も任せろ!佐々木朗希が圧巻の160キロオーバー連投で仕上がり順調

写真:佐々木朗希(YONHAP NEWS/アフロ)
2月25日、サンマリン宮崎で行われた侍ジャパン壮行試合「侍ジャパン対ソフトバンク」の一戦は、8-4で侍ジャパンが勝利した。

この試合でもっとも注目されたのは、日本が誇る最高のピッチャーの1人である佐々木朗希だった。

背番号14を背負いマウンドに立った佐々木は、2回を1安打無失点で締める好投を見せ、順調な仕上がりをアピールした。

160キロオーバー連投の圧巻プレー

さすが13者連続奪三振と日本野球史上最年少の完全試合達成者だ。

21歳ながらその投球は完成されており、打たれる気配すらしなかった。

160キロオーバーを連発し、スライダーのキレも良い。

このスライダーは、宮崎での合宿中にダルビッシュ有からアドバイスを受けており、その成果が出ていることを裏付けた。

まだ高めに浮いてしまうことがあるため、完成形とは言えないが、今後ものにすることができれば、さらに投手としてレベルアップできるはずだ。

唯一打たれたヒットも、161キロのストレートを詰まらせたものが内野安打になっただけであり、全く問題のないものだ。

相棒のキャッチャー甲斐も、盗塁を阻止するなど抜群の安定感を見せ、侍ジャパンのレベルの高さを1回から見せた。

162キロのストレートを披露し、場内がどよめく場面もあった。

本番前の調整ということもあり2回のみの投球だったが、1次ラウンドは65球まで投げることが可能であるため、本番では4回~5回はスコアボードに「0」を並べてくれることだろう。(ちなみに準々決勝の球数制限は80球、準決勝以降は95球)

佐々木はWBCの初戦で先発する可能性も高い

侍ジャパンは、3月9日に初戦となる中国戦に臨む。

初戦は絶対に落とせず、チームに勢いをつけるためにも完勝したい試合だ。

そのため、侍ジャパンナンバーワンの呼び声も高い山本由伸を先発させるのが定石だが、第2戦の韓国戦に山本をぶつける選択肢もあるため、中国戦の先発は佐々木朗希が務める可能性が高いと言えるだろう。

21歳の佐々木にとって初めてとなるWBCはどのようなものになるのか。

早期のメジャーリーグ挑戦も期待されている佐々木は、きっと世界を驚かす投球を披露してくれることだろう。

次世代の侍ジャパンのエースは、万全の状況でWBCを迎えることができそうだ。

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