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大谷翔平、オープン戦での完璧な投球で満を持して侍ジャパン合流へ WBCでも期待大!

大谷翔平(Photo by Diamond Images / Getty Images)
2月28日、メジャーリーグのオープン戦「アスレチックス対エンゼルス」の一戦が行われた。

この試合では、WBCに参加する大谷翔平と今季阪神からメジャーに移籍した藤波晋太郎の投げ合いが実現した。

大谷は2回1/3を無失点、藤波も2回を無失点に抑えた。

結果ではなく内容に重点を置いてプレーした大谷

2回1/3を無失点という最高の結果を出した大谷だったが、それほど結果については意識をしていなかった。

「打者どうのこうのではなく全球種をまず投げてみること」

そういったテーマを持って臨んだ試合だったが、結果だけでなく内容もほぼ完璧だった。

大谷自身も「基本的にどの球種も良かった」と手ごたえを口にした。

フォーシームも最速158キロとかなりキレており、大きめのスライダーもキレのあるものだった。

2度の四球を与えたが、振らせるための変化球を相手が良く見ただけであり、決してコントロールが乱れたわけではない。

おそらくここまでの調整はパーフェクトに近いと言えるだろう。

まだ長いイニングを投げられる状態までは仕上がっていないため、WBCでもそれほど長いイニングは投げないと予想されている。

1次ラウンドは65球、準々決勝80球、準決勝と決勝は95球の球数制限があるため、仮にコンディションが上がっても長いイニングは投げないはずだ。

大谷は登板後世界一奪還に向けて侍ジャパンに合流

大谷は、WBSCプレミア12への参加経験はあるものの、WBCには今回が初参戦となる。

しかし、その知名度の高さは今大会でも3本の指に入るほど高いため、結果で応えなければいけない立場となる。

日の丸をつけて戦う重圧に対して、「前日になってみないと分からない」と正直に答える大谷。

しかし、今回のオープン戦での順調な仕上がりを見ると、日の丸の重圧を逆に楽しんでしまうのではないかと思えてしまう。

いよいよ侍ジャパンに合流することとなるが、年齢的にも経験値的にもチームを牽引する役割を担わなければならないだろう。

はたして全メンバーが揃った時、どのような雰囲気になるのか。

多くのファンが大谷の合流を心待ちにしている。

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