「MLB」明日レギュラーシーズン終幕!異次元の活躍を見せた大谷翔平は自身初となるポストシーズンに挑む
大谷翔平(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
いよいよ明日、ドジャースはクアーズ・フィールドでレギュラーシーズン最終戦となるロッキーズ戦を迎える。
162試合という長丁場の戦いも明日幕を閉じるわけだが、今シーズンの大谷翔平はアメリカン・リーグのアーロン・ジャッジと並び最も大きな注目を集めた。
シーズンを通してほぼ休むことなくプレーし続けた大谷
今シーズンの大谷は、肘の手術の影響により二刀流を封印し打者に専念となった。
打撃に集中できたことで、本塁打王や打点王、長打率、得点数、塁打数、出塁率、OPSなど様々な項目で1位を記録している。
本塁打数と盗塁を合わせた記録も、MLB記録の「42-42」を大きく超え、「54-54」まで伸ばしている。
最終戦で大爆発すれば首位打者を獲得する可能性もあり、まさに異次元の活躍を見せた1年であったといえる。
様々な記録を塗り替えたシーズンであったことは間違いないが、肘のリハビリを行いながらも158試合(明日出場すれば162試合中159試合出場)というように出場し続けたことも素晴らしい実績だったといえるだろう。
ポストシーズンも最後まで駆け抜ければ、大谷も大きな自信になるはずだ。
ドジャースはMLB最高勝率1位でポストシーズンに挑む
ドジャースは最終戦を残した現段階で97勝64敗の勝率.602となっているが、明日負けたとしてもMLBで最も勝率の高いチームとなる。
そのため、順調に勝ち進みリーグチャンピオンシップシリーズやワールドシリーズを戦うことになっても、ドジャースは1試合ホームでの試合が多くなるため有利な立場であるといえる。
打者に関してはフレディ・フリーマンやミゲル・ロハスが負傷中であり、ディビジョン・シリーズまでに万全のコンディションに戻るかは不透明な状態だ。
さらには投手陣はすでにタイラー・グラスノーやギャビン・ストーンの2人がポストシーズンに間に合わず、MVP経験者のクレイトン・カーショーも間に合わない可能性が高い。
ワールドシリーズ制覇を狙うにはかなり厳しい状態であるのは確かだが、それでも大谷翔平がいれば「なんとかしてくれるのでは?」と期待してしまう。
果たして大谷はレギュラーシーズン最終戦で首位打者や「55-55」といった記録を達成させることができるのか。
さらにはポストシーズンでも大活躍しドジャースをワールドシリーズに導くことができるのか。
その1つ1つのプレーに注目だ。
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