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エンゼルスが延長戦制し2連勝も気になる大谷翔平の打撃不振とトレードの可能性

大谷翔平(Photo by Diamond Images / Getty Images)
7月26日、メジャーリーグのア・リーグ「タイガース対エンゼルス」の一戦が行われ、6-7でエンゼルスが勝利した。

2番指名打者で先発した大谷翔平は3打数0安打2四球だった。

オールスター戦後7勝3敗と絶好調なエンゼルスだが、大谷の不調が気になるところだ。

直近6試合で15打数2安打11四球と苦しむ大谷

7月24日のパイレーツ戦で本塁打は放ったものの、直近6試合で15打数2安打と不調に陥っている大谷。

36本塁打を放ち依然としてア・リーグの本塁打ランキングで独走しているため、日本人初となる本塁打王獲得の可能性は高いが、この不調が続くようならば現在28本のルイス・ロベルトに追い抜かれる可能性もあると言えるだろう。

一昨年もオールスター後に失速し本塁打王を逃している大谷は、投手と打者の二刀流であるためどうしてもシーズン後半に疲れが出てしまう傾向にある。

トラウトが負傷によりDL(故障者リスト)入りしたことにより、大谷との勝負を避けるチームが増えてきたことも原因として考えられるだろう。

申告敬遠はもちろん、「大谷には四球でもいい」といったスタンスで投げる投手が多いため、打とうとすればどうしてもボール球に手を出すことになる。

それによって三振の数も多くなり、負のスパイラルに陥ってしまっているわけだ。

審判のアバウトなストライク判定にも苦しんでいるため、大谷もかなりフラストレーションを溜めていることだろう。

西地区の1位となるのはかなり難しいが、地区優勝を除くア・リーグの勝率上位3チームであればまだ不可能ではない。

アストロズやブルージェイズ、レッドソックス、ヤンキースなどがライバルとなることだろう。

トレードの有無にも注目

大谷翔平の本塁打王獲得に向けた活躍も気になるところだが、「トレードが成立するのかどうか」も非常に気になるところだ。

残り1週間となったトレード期限だが、ギリギリで成立することも珍しくない。

メジャーリーグの公式サイトによれば、9チームに獲得の可能性があるとされている。

大谷自身はエンゼルスの一員としてプレーオフに行きたいと考えているが、トレードが成立すれば移籍するしかない。

もしもナ・リーグのチームにトレードされた場合、本塁打の記録はリセットされるため、本塁打王獲得の可能性はなくなる。

果たして大谷は投打で不調から脱することができるのか。

そして他球団とのトレードが成立してしまうのか。

今後の大谷の動向に注目だ。

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