
「MLB」大谷翔平、得意の6月に入り12試合で本塁打1本と打撃低迷、疲労の蓄積が原因か
大谷翔平(写真:AP/アフロ)
6月12日、MLB「サンディエゴ・パドレス対ロサンゼルス・ドジャース」の一戦が行われ、2-5でロサンゼルス・ドジャースが勝利した。
1番指名打者で出場した大谷翔平は5打数1安打という結果だった。
例年好調な6月に入るも打撃不振に陥る大谷
6月12日 5打数1安打
11日 3打数1安打
10日 5打数1安打
9日 4打数1安打
8日 4打数1安打
7日 4打数1安打
6日 4打数2安打
5日 4打数2安打
4日 3打数無安打
3日 4打数1安打 1本塁打
2日 4打数無安打
1日 4打数2安打
このように、無安打こそ12試合で2試合のみだが、6月の本塁打は1本のみで打率は48打数13安打の.270と低迷している。
大谷はこれまで毎年6月に特筆した成績を残しているため、意外な状況となっているのだ。
過去の6月の成績を挙げてみると、2024年は打率.293、12本塁打、24打点と爆発。
2023年は特に素晴らしく、打率.394、15本塁打、29打点と異次元の活躍を見せた。
2022年こそ打率.298、6本塁打、17打点と大谷にしては平凡な成績(それでも一般的な選手と比べれば大活躍)だったが、2021年も打率.309、13本塁打、23打点と6月に強さを見せているのだ。
それでも今シーズン69試合で23本の本塁打はシーズン50本以上放つ計算となるため、ここから調子を徐々に上げていけばまったく問題ないだろう。
13連戦で投手としても調整を続けているため、疲労は確実にこれまでよりも溜まっているはずだ。
明日は休養日となるため一旦は身体を休めることができるが、その後も10連戦が待っていることを踏まえれば、どこかで休養日を設けるのも良い判断と言えるかもしれない。
怪我人続出で投手陣が安定せず6勝6敗と波に乗れない状況なだけに、ベッツやフリーマン、スミス、T・ヘルナンデス、パヘスらとともに打撃で大谷がチームを引っ張っていく必要があるといえるだろう。
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