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大谷翔平(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

松井秀喜氏超えのメジャー通算176本!ドジャースも10得点大勝でいよいよエンジン全開か

大谷翔平(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
4月22日、MLB「ドジャース対メッツ」の一戦が行われ、10-0でドジャースが勝利した。

注目の大谷翔平は第2打席で今シーズン5号及び松井秀喜氏の記録超えとなるMLB通算176本目の本塁打を放っている。

ドジャースは今シーズンこれまで波に乗り切れていないが、この大勝で勢いが付きそうだ。

確信歩き飛距離129メートルの本塁打を放った大谷

3回、メッツのエイドリアン・ハウザーの投げた2球目のスライダーを完璧に打ち返した大谷。

38打席ぶりの本塁打は松井秀喜氏の175本を超えるMLB通算176本目の本塁打となった。

大谷は3打席目でもピッチャー強襲の内野安打を放つなど、打率を.368に上げている。

安打数でもナショナルリーグ1位となっており、今シーズンは首位打者も狙える状態だ。

本塁打も35本ペースと決して悪いわけではない。

昨季も6月に月間15本の本塁打を放っており、今後打率だけでなく本塁打数が一気に伸びる可能性も十分にありえる。

シーズンの5分の1程度が過ぎた現段階では、「打率は良いがチャンスにあまり打てず本塁打も期待したほどではない」という評価だが、大谷は勢いに乗ったら手が付けられなくなるタイプであるためシーズン終了時には驚くべき記録を打ち立てているかもしれない。

投打で好調モード、いよいよエンジン全開のドジャース

このメッツ戦では先発のグラスノーが8回無失点の好投でナショナルリーグトップとなる4勝目を挙げた。

防御率も2.92とエースとしての活躍を見せている。

打撃陣もこの試合で10得点を挙げており、打線が繋がるようになってきている。

一時期不調に陥っていたフリーマンも復調気味で、ウィル・スミスが調子を崩さずにいるのもチームにとっては非常に大きい。

24日からはアウェー9連戦となるが、このメッツ戦での勝利でチーム状態が上向きになる気配を見せていることから、アウェーながら9連戦の勝ち越しも期待できる。

そうなれば、5月4日からのホーム6連戦で連勝モードに突入する可能性が高まるだろう。

あとは山本由伸がMLBにフィットできれば、チームとして完成形に近づくはずだ。

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