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大谷翔平(写真:AP/アフロ)

ドジャース3連敗も大谷翔平は2打数1安打で打撃好調!今季は首位打者狙いも可能

大谷翔平(写真:AP/アフロ)
4月21日、MLB「ドジャース対メッツ」の一戦が行われ、4-6でメッツが勝利した。

この敗戦でドジャースは今季初の3連敗となった。

ドジャースの大谷翔平は3四球を含む2打数1安打で打率を.359に上げている。

本塁打は伸び悩むも打率はランキング上位の大谷

昨年から左右の目を使って相手投手の球筋を見極める「両目打ち」を取り入れている大谷だが、その変化によって本塁打ではなく安打という効果を得られていると考えられる。

両目打ちをすることで、ギリギリまで待ってからバットを出すことができる。

2022年までは2割半ばだった打率は、昨季.304にまで向上した。

今季は前日までの打率が.355と首位打者レベルの数字を残している。

メッツ戦でも5回に2塁打を放っており、第1打席、第2打席は選球眼の良さで四球を選んでいる。

6回に訪れた第4打席は満塁のチャンスで打席が回ったものの三振に倒れたが、これは「得点圏でヒットもしくは本塁打を打たなければ」といった力みが強すぎたことが要因だろう。(大谷の次の打者であるフリーマンがタイムリーを放ったため大きな批判の対象とはならなかった)

8回に訪れた第5打席は、メッツの守護神ディアズが登場。

大谷はここでも確かな選球眼で四球を選んでいる。

後続が続かず得点には結びつかなかったが、1試合で3四球を選べるのは、ボールが見えている証拠だろう。

ドジャースは打線がつながらず3連敗

大谷翔平や山本由伸、グラスノーを獲得し今季のワールドシリーズチャンピオンに最も近いと目されていたドジャースだったが、前日までナショナルリーグ西地区の首位ではあるものの12勝10敗と思っていたよりも圧倒的な勝率とはなっていない。

グラスノーはすでに3勝を挙げており期待に応えているが、大谷は打率こそ残しているものの得点圏打率はかなり低く、本塁打も思ったほど打てていない。

さらに山本由伸もメジャーへの適応に苦しんでおり、防御率4.50の1勝1敗と結果を残せていない。

ドジャースはメッツ戦でも抑えのフィリップスが8回に失点し、その後追いつくことはできず3連敗となった。

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