エンゼルス大谷翔平6回1失点で初勝利、投打でピッチクロック違反も圧巻の2試合登板で防御率0.75
大谷翔平(Photo by Diamond Images / Getty Images)
4月6日に行われたメジャーリーグ「マリナーズ対エンゼルス」の一戦は、4-3でエンゼルスが勝利した。
この試合では、大谷翔平が先発し、6回1失点の好投を見せ、打撃でも自らを援護するタイムリーを放つなど、大活躍を見せた。
この勝利でエンゼルスは今季4勝2敗とし、ア・リーグ西地区首位をキープしている。
防御率0.75と絶好調の大谷、初となるピッチクロック違反も経験
初回の立ち上がりこそ2連続四球からの被安打で先制点を献上したものの、その後はスコアボードに「0」を並べた。
若干制球に苦しみ、2死球と3四球を与えたものの、全体的には素晴らしい投球だったと言えるだろう。
6回にはいずれも鋭い変化球で三者連続三振を取った。
防御率は0.75と最高のピッチングを継続できているため、今季は投手の方でもタイトル争いが期待できる。
この試合では救援陣が打たれ打線の援護も乏しかったが、自らのタイムリーで点差を広げチームを勝利に導いた。
また、今季から導入されたピッチクロック違反も経験。
1回の1死2塁の場面、投球フォームに入ろうとした瞬間、球審から違反のコールが宣告された。
この違反により1ボールが追加されたが、その後見逃し三振を取り事なきを得た。
攻守交替の際は念入りに球審にピッチクロックについて確認していたため、今後にはそれほど影響なさそうだ。
打者としてもピッチクロック違反を経験
6回の3打席目、今度は打者としてピッチクロック違反を宣告された。
大谷は、「なんで?」といった表情を浮かべていたが、1ストライクが加算された。
この打席は四球で出塁したが、大事な場面の2ストライクでピッチクロック違反となるとアウトになってしまうため、今後に生かしたいところだ。
打者としてもこの日3打数1安打、通算.263で2本塁打、5打点とまずまずの結果となっている。
大谷は個人の成績よりもチームがポストシーズンに進むことの方が大事だと感じているため、そういった意味でも4勝2敗と好スタートを切った現状はまずまずの結果と言えるだろう。
はたして盟友トラウトとの最強コンビをポストシーズンで観ることができるのか、今後もエンゼルスの戦いに注目だ。
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