
「打率.356」フリーマン、35歳でMLBキャリアハイの打率維持!自身初となる首位打者獲得も現実的な目標に
フレディ・フリーマン(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
5月28日、MLB「クリーブランド・ガーディアンズ対ロサンゼルス・ドジャース」の一戦が行われ、5-9でドジャースが勝利した。
大谷翔平が両リーグ含め最初の20号本塁打を放ち話題を集めているが、3番を務めるフリーマンも今季絶好調を維持している。
35歳にしてキャリアハイの打率を維持
過去8回の3割超えを達成しているフリーマンは、安打、二塁打製造機として知られ2020年と2022年に打率ランキング2位となったが、これまで首位打者に輝いたことはない。
しかし、今シーズンは開幕から絶好調で打率.356とかなり高い数字となっている。
2位でチームメイトのウィル・スミスが.333となっており、まだ余裕のある状態だ。
シーズンはまだ54試合を消化したタイミングであり、まだまだ先は長いが、大きく調子を崩さなければ35歳で初となる首位打者獲得の可能性もある。
ウィル・スミスはこれまで一度も3割に到達したことがないため、おそらくシーズン終盤に差し掛かるころには3割前後の打率に落ち着くはずだ。
3位のブレンダン・ドノバン(カージナルス)も現在は.328と絶好調だが、これまで一度も3割に到達していない。
4位のマニー・マチャド(パドレス)も.319と好調だが、キャリアの最高打率は.315で3割以上が2回だけとなっている。
そういった意味では、これまで5回の3割超え(最高打率.342)のトレー・ターナー(フィリーズ)が実質的なライバルとなるだろう。
現在ターナーはランキング5位の.310となっているため、フリーマンは大きく調子を崩さない限りは夏ごろまでは首位をキープできそうだ。
不調のマンシーもメガネをかけてから成績上昇
ドジャースは今日の勝利で34勝21敗の勝率.618と良いペースでここまできている。
投手陣が負傷者続出により崩壊気味であるにもかかわらずこの成績を残せているのは、投手陣のエース山本由伸と打撃陣のエースである大谷翔平、フリーマンのおかげであるといえるだろう。
そして長らく不振に陥っていたマックス・マンシーも状態を上げてきている。
今日の試合でも見事な本塁打を放っており、打率も2割台を超えてきた。
乱視矯正のメガネをかけてプレーしていることが大きな要因だといえるだろう。
今後離脱中の投手たちが復帰し本来の実力を発揮してくれれば、全球団最高勝率でのプレーオフ進出も可能となるはずだ。
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