ドジャース、T・ヘルナンデスとの交渉難航でサンタンダーにシフトチェンジの可能性も
大谷翔平(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
FA市場を賑わせたフアン・ソトがメッツと契約したことにより、ドジャースのテオスカー・ヘルナンデスとアンソニー・サンタンダーの去就が話題の中心となりつつある。
特にドジャースの中心選手としてワールドシリーズ制覇に貢献したT・ヘルナンデスは、当初再契約濃厚と目されていたが、ここにきて交渉決裂となる可能性が高まっている。
大谷翔平とも良好な関係を築いているT・ヘルナンデスだが、来シーズンは違うユニフォームを着てプレーするのかもしれない。
ドジャースはサンタンダーにシフトチェンジか
ワールドシリーズ制覇後のパレードで涙しながらスピーチを行ったT・ヘルナンデスは、当初来シーズンもドジャースの一員としてプレーしたいと明言していたが、契約年数や契約金といった内容がドジャース側と一致せず交渉が難航している。
32歳という年齢を踏まえ長期契約を避けたいドジャースと3年以上の長期契約を望むT・ヘルナンデスだったが、妥協案が見いだせていない。
この間にブルージェイズやレッドソックスなどが新たな候補として挙がってきており、ドジャースとの交渉が決裂となる可能性が高まっている。
23日(日本時間)には、T・ヘルナンデスが自身のインスタグラムに青色のウェアでトレーニングしている姿をUPしている。
これによって「古巣のブルージェイズとの契約が濃厚なのでは?」といった憶測もされている。
ドジャースもチームカラーは青だが、果たしてどのような結末を迎えるのだろうか。
すでにドジャースはT・ヘルナンデスとの契約が決裂になった際の代替え選手の獲得を検討している可能性が高い。
その選手がアンソニー・サンタンダーだ。
ヤンキースやレッドソックス、ブルージェイズも強い興味を示しているこの外野手は、昨シーズン44本塁打を放っている。
打率こそ.235と低めだが、102打点OPS.814と間違いなく強打者の1人となっている。
さらに左右どちらでも打てるスイッチヒッターであるのも魅力の1つだ。
すでに外野手のマイケル・コンフォートと1年契約を結んでいるためサンタンダーを獲得できなくても大幅な戦力ダウンとはならないが、ワールドシリーズ連覇を成し遂げるためには是が非でも獲得しておきたいところだろう。
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