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ムーキー・ベッツ(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

守備練習やランニング、筋トレ開始のベッツ、大谷翔平優先思考で復帰後の打順変更も受け入れる意向示す

ムーキー・ベッツ(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
ドジャースに欠かせない主力であり、MLBを代表する野手であるムーキー・ベッツがリハビリ強度を上げている。

7月4日、本拠地で行われた取材でベッツが心境を語った。

左手の骨折で全治6~8週間の怪我を負ったベッツだが、すでに2週間が経過しており、手を使わないエア守備練習やランニング、筋トレなどのリハビリを進めている。

復帰後の打順変更も受け入れる意向のベッツ

31歳のベッツは、怪我をする前まで打率.304、本塁打10、盗塁9、OPS.892という数字を残していた。

1番打者としてチームを牽引していただけに、ドジャースとしては非常に大きな戦力を失うことになったわけだ。

しかし、代わりに1番打者となった大谷翔平が6月中旬からこれまで大爆発しており、約2ヶ月後にベッツが復帰した際にそのまま大谷を1番打者に据え置くという判断をロバーツ監督が下す可能性がある。

大スターが復帰後打順を変更させられるとなれば、内紛に発展しかねないが、ベッツに限ってはそういった懸念をする必要がないようだ。

ベッツは取材の中で「いいプレーをすることが重要であり、チームが勝てれば問題ない」とコメントしている。

さらに、「ショウヘイが打ちたい打順で打てば良い。打順が決まれば後は自分がフィットさせるだけだ」と大谷を優先する意志も示したのだ。

選手として、いや人間としての器の大きさといったところか。

ロバーツ監督がベッツ復帰後どのような打順にするのかはわからないが、1番大谷、2番ベッツ、3番フリーマンといった打順になる可能性もある。

さらには、現在のように大谷とフリーマンをあえて打順を離すといった方法も考えられる。

1番大谷、2番ベッツ、3番テオスカー・ヘルナンデス、4番フリーマンといった打順になる可能性もある。

どちらにしても、ベッツがドジャースに復帰することでチーム力が大幅にUPするのは間違いない。

今シーズンの大谷は手術の影響から打者に専念しているため、レギュラーシーズンとプレーオフ共にコンディションを維持したままプレーできる可能性が高い。

ベッツも怪我を完全に治しフレッシュな状態でシーズン後半をプレーすることになれば、ドジャースはプレーオフを充実の戦力で戦えるはずだ。

大谷翔平の活躍を楽しみながらも、ベッツの復帰を待とう。

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