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フレディ・フリーマン(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

「MLB」ドジャース、大谷翔平の日米通算300号で勝利も気になるMVPトリオの状態

フレディ・フリーマン(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
6月25日、MLB「コロラド・ロッキーズ対ロサンゼルス・ドジャース」の一戦が行われ、9-7でドジャースが勝利した。

大谷翔平は第4打席に日米通算300号となる2ラン本塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。

ナ・リーグ首位堅守も気になるMVPトリオの状態

佐々木朗希やグラスノー、スネル、ゴンソリンなど投手陣に負傷者続出となりながらも6月も14勝9敗と勝ち越しているドジャースは、打撃陣に支えられているチームだといえる。

今日の試合でも大谷の日米通算300本となる本塁打など14安打9得点と打撃陣が結果を出したが、気になる点もある。

それは、MVPトリオの不調だ。

1番の大谷は本塁打を放つも5打数1安打で、直近6試合では24打数5安打の打率.210となっている。

毎年6月は10本以上の本塁打を放っているが、今年はまだ4本のみとなっている。

2番のベッツはさらに深刻だ。

今日の試合は5打数2安打と活躍したものの、直近6試合では24打数5安打の打率.210と大谷と同様の数字となっている。

OPSも.733と過去最低の数字となっており、これまでチームを牽引するようなプレーはできていない。

3番のフリーマンはシーズン当初は絶好調で打率ランキング首位となっていたが、6月は一気に不調モードとなっている。

直近6試合は24打数4安打の打率.170と絶不調で、5月まで打率.350以上だったにもかかわらず6月に入り.315まで下げている。

マンシーの復調とテオスカー・ヘルナンデス、パヘス、エドマンの安定感によって打ち勝っている試合が多いが、MVPトリオの調子が上がらなければシーズン終盤でライバルであるジャイアンツやパドレスに首位を明け渡してしまう可能性もあるだろう。

7月以降は何人か投手陣が復帰する可能性があるため、MVPトリオがコンディションを上げられればより強いドジャースとなりシーズン100勝以上も十分に可能となるだろう。

ドジャースは明日もロッキーズとのアウェー戦となるが、先発投手は山本由伸を予定している。

ロッキーズの先発予想は防御率6.19のチェイス・ドーランダーであるため、MVPトリオの爆発はもちろん山本には少ない失点数及び勝利を期待したいところだ。

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