
「MLB」ドジャースの巻き返しのポイントは下位打線!大谷翔平の打点が増やせれば再び連勝モードの可能性大!
大谷翔平(写真:AP/アフロ)
4月15日(日本時間)、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地ドジャー・スタジアムでナショナルリーグ西地区5位のロッキーズと対戦する。
お互いに直近の7試合で2勝5敗と不調に陥っているが、どちらのチームが浮上のきっかけが掴めるのかが注目ポイントとなる。
3カード連続負け越し中のドジャースは下位打線の奮起がキーポイントに
ドジャースのいるナショナル・リーグ西地区は、他の地区と比べてハイレベルな上位争いが繰り広げられている。
首位のパドレスは本拠地では開幕から10連勝を飾り、13勝3敗の勝率.813と快進撃を続けている。
さらに2位のジャイアンツも11勝4敗の勝率.733と絶好調だ。
ドジャースは開幕8連勝とロケットスタートを切ったが、その後は3カード連続負け越しとなり11勝6敗の勝率.647となっている。
開幕ダッシュ成功のおかげでまだチームの成績自体は問題ないが、チーム状態という意味ではかなり深刻だ。
まず挙げられるのが怪我人の多さ。
スネルやフィリップス、コペック、ゴンソリン、エンリケス、カーショウなど投手陣に故障者が続出しており、投手陣は不安を抱えている。
さらに深刻な状態なのが打撃陣だ。
大谷翔平やベッツ、エドマン、テオスカー・ヘルナンデスといった上位打線はそれなりに結果を出しているが、下位打線が壊滅的なのだ。
開幕後の15試合で下位打線(7番~9番)の打率は,149とMLB全球団の中で最も悪い成績となっている。
大谷が4本の本塁打を放ち18本(本塁打含む)もの安打を放っているのにもかかわらず打点が5しかない状態は、下位打線の不調が大きく影響しているのは間違いない。
マックス・マンシー(打率.176)、アンディ・パヘス(打率.149)、ミゲル・ロハス(.161)、キケ・ヘルナンデス(打率.114)のうち2人でも打撃の調子が上がれば、一気にドジャース打線は手が付けられない状態となるはずだ。
さすがに1割台の打者しかいない下位打線ではパドレスの背中を追うのは難しく、プレーオフに進出できたとしてもワールドシリーズ連覇の可能性はゼロに近いといえるだろう。
果たして本日行われるロッキーズ戦でドジャースの下位打線は結果を出せるのか。
そして昨日のカブス戦で5打数無安打に終わった大谷が復調できるのか。
11時10分プレーボール予定の試合に注目だ。
Follow @ssn_supersports