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“実績十分”の右腕シューメーカーの巨人入り報道に米サイトも反応!「MLB復帰に向けたレーダーに現れてもおかしくない」

昨季のメジャーでは3勝にとどまったシューメーカーだが、実績は十分だ。 (C) Getty Images
メジャー経験豊富な右腕の来日報道に米国も興味津々だ。先日、巨人と基本合意に達したと報じられたのは、メジャー通算46勝のマット・シューメーカーである。昨年9月に35歳を迎えたベテラン右腕で、エンジェルス時代の2014年には16勝を挙げた。
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日本国内での報道に、球界のありとあらゆる移籍情報を取り扱う専門サイト『MLB Trade Rumors』も「NPBのヨミウリ・ジャイアンツと契約間近」と動向に目を向けた。

2010年代中盤には先発陣の中心として活躍したシューメーカー。だが、近年は年間を通じて数試合登板にとどまっている。昨季終盤もマイナー暮らしが続いた。しかし、『MLB Trade Rumors』は、投球内容について「4.83という防御率は目を惹くものではないが、奪三振と与四球については悪くない数字を残している」と一定の評価を下した。

そのうえで、同メディアは、巨人に入団した際の起用法にも言及。「ローテーションの要となる役割を担うことになりそうだ」と、全盛期のような活躍が求められると予想した。
間違いなくキャリアの晩年を迎えている。だが、同メディアは、これまでの実績を高く評価。そのうえで、NPBに挑戦した後のキャリアを次のように予想した。

「彼の長きに渡る実績を考えると、日本で良い成績を収めれば、次のオフシーズンにMLB復帰に向けたスカウト陣のレーダー上に再び現れてもおかしくはないだろう」

2014年オフには、日米野球で来日経験のあるシューメーカー。8年ぶりに立つ日本のマウンドで、再びメジャーリーグに注目されるような投球を見せることができるのだろうか。今後の動向から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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