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外野に不安のブレーブスも鈴木誠也の獲得に関心か。米メディアが言及「十分な腕を持っている」「非常にリスクが高い」

ロックアウトによって去就が定まらない鈴木。彼の能力に対する評価は高いが…。(C)THE DIGEST
昨年のワールドチャンピオンも、この男を求めているのだろうか。

広島カープからポスティングによるメジャー移籍を目指している鈴木誠也。現在、ロックアウトにより全ての活動がストップしている中でも、連日のように、この日本人スラッガーに関心を寄せる球団名が報じられており、新天地候補として、昨季ワールドシリーズを制したアトランタ・ブレーブスの名前も挙がっているようだ。

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米スポーツサイト『SBNATION』では、鈴木のアトランタ・ブレーブス入りを考察するトピックを配信し、様々な角度からその可能性を論じている。

記事では現在のブレーブスについて「アトランタ・ブレーブスの外野陣は、ロナルド・アクーニャJr.の負傷と、残りの外野陣の契約状況によって、2022年の開幕日に誰が出場するのか、何も決まっていないという奇妙な状況にある」と、確たるレギュラーが居ないことを指摘している。
その上で「セイヤ・スズキは日本人選手の中で最高の名前だ」「外野手として活躍するのに十分な腕を持っている」と高く評価しており、外野陣の薄さを解決できるとの期待を述べた。

同球団の昨年までの外野陣では、エディ・ロサリオ、ホルヘ・ソレアがいずれもフリーエージェントの状態にあり、ロナルド・アクーニャJr.は昨シーズン途中に負った怪我からの復帰となる。同メディアの指摘通り、新戦力を求めてもおかしくない状況であることは確かだ。

一方で、「ポジションの必要性という点ではある程度納得がいくが、日本人選手は主にヤンキースのような大きなチームが獲得する傾向がみられる」との持論を展開。さらに「もう一つの問題は、例外はあるものの、米国外の他リーグの選手と契約するのは非常にリスクが高いことだ」と付け加えた。その上で、「ブレーブスのように優勝争いに加わっているチームにとって、このようなリスクを負うのは好ましいことではないだろう」と、結論付けている。

日本で輝かしい実績を引っ下げて、MLBでも活躍が期待される鈴木。その動向に大きな注目が集まり続けている中には、シチュエーションを現実的に捉える視線も向けられているようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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