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【MLB】FA補強中間評価を現地放送局が発表!1位は球界最強シャーザーを獲得したメッツ。大谷擁するエンジェルスは?

シャーザーを獲得したメッツがFA補強中間成績ではトップ。エンジェルスは投手の補強で4位につけている。(C)Getty Images
 現地時間12月14日、米スポーツ放送局『ESPN』は「MLB各チームどのくらいFA補強で課題を改善したか」という独自ランキングを発表。選手会との新労使協定を巡る交渉に難航するMLBが現在全業務が凍結するなかで、全30球団のここまでの補強を評価した。

 栄えある1位に位置付けられたのは、ニューヨーク・メッツだ。今冬の補強前は1万回のシミュレーションのうち優勝予想は472回だったというチームは、球界最強投手との呼び声高いマックス・シャーザーを獲得。これによって「ジェイコブ・デグロムとコンビを組み、ワンツーパンチが可能になった」。さらにスターリング・マーテイを加えた打線も強化され、優勝の可能性は3.5倍以上に増加。前述のシミュレーションは1778回優勝すると改善された。

 では、2021シーズン全世界に衝撃を与えた大谷翔平を擁するロサンゼルス・エンジェルスは、どうか。

 ここまで先発の柱になり得るノア・シンダーガードと、二刀流戦士のマイケル・ローレンゼン、リリーフのアーロン・ループと実力派を獲得。さらに抑えのライセル・イグレシアスと再契約も成功させたチームは、全体4位の評価を受けている。

【動画】エンジェルスの仲間入りしたシンダーガード!最強右腕のピッチングをチェック
  記事では、「とくにイグレシアスはFA市場でもトップのリリーバーだった。それだけに彼の再契約は大きい」と評されている。なお優勝シミュレーションでは350回となっている。しかし、同メディアは「より多くの投手を追加する必要がある」と課題を提示したうえで、「エンジェルスは順調に進んでいるけど、優勝を基準とするなら、まだ中途半端だ」と厳しい評価も忘れなかった。

 ロックアウト明けにはFA市場が大きく動くとみられるMLB。鈴木誠也やカルロス・コレアなど注目スターが残るだけに、まだまだ注目だ。

 以下、全30チームのランキングと評価だ
 
1位 ニューヨーク・メッツ A
2位 トロント・ブルージェイズ A
3位 ヒューストン・アストロズ A
4位 ロサンゼルス・エンジェルス B+
5位 アトランタ・ブレーブス B+
6位 セントルイス・カーディナルス B−
7位 タンパベイ・レイズ C+
8位 シアトル・マリナーズ C+
9位 テキサス・レンジャーズ C
10位 デトロイト・タイガース C
11位 マイアミ・マーリンズ C
12位 カンザスシティ・ロイヤルズ C
13位 サンフランシスコ・ジャイアンツ C
14位 ミネソタ・ツインズ C
15位 ピッツバーグ・パイレーツ C
16位 アリゾナ・ダイヤモンドバックス C
17位 コロラド・ロッキーズ C−
18位 ボルティモア・オリオールズ C−
19位 シカゴ・カブス C−
20位 クリーブランド・ガーディアンズ C−
21位 オークランド・アスレティックス C−
22位 ワシントン・ナショナルズ C−
23位 シンシナティ・レッズ D
24位 ニューヨーク・ヤンキース D−
25位 フィラデルフィア・フィリーズ D−
26位 サンディエゴ・パドレス F
27位 ボストン・レッドソックス F
28位 シカゴ・ホワイトソックス F
29位 ミルウォーキー・ブルワーズ F
30位 ロサンゼルス・ドジャース F

構成●THE DIGEST編集部

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