ヤンキースの菊池雄星獲得を米メディアが推挙! 後半失速の今季は「たまたま優秀なチームに投げていた」と独自分析
シアトル・マリナーズと互いにオプションを拒否し、今冬のフリーエージェント(FA)となった菊池雄星。現在ロックアウトの影響で交渉が全ストップしているなかでも、現地メディアからは熱い視線が注がれている。
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そして今回、移籍先としての可能性が指摘されているのが、ニューヨーク・ヤンキースだ。現地時間12月13日、同球団の米専門メディア『Yanks Go Yard』が、「まだヤンキースファンが十分に議論していないFA選手」として、ジョナサン・ビヤー、カルロス・ロドンとともに菊池の名前を取り上げた。
メジャー3年目を迎えた菊池は今季、29試合(157回)を投げて7勝9敗、163奪三振、防御率4.41をマーク。前半戦こそ好調で初のオールスターに選ばれたものの、後半戦に入ってから急失速し、最終的に先発ローテーションから外されるという苦いシーズンを送った。
ただ、この不振について同サイトは「たまたま優秀なチームに投げていたからだ」と分析。「リーグで最も打たれやすい投手の一人だった」と厳しい指摘して、「プレーオフに進出した8球団と合計14回も対戦すると、そうなってしまう」との見方を示している。
また、「目を見張るような数字ではないものの、しっかりと逃げ切ることができていた」とのポジティブな評価を下したトピックの最後は、「この左腕をローテーションの一角に加えれば、すぐに効果を発揮してくれるだろう」とヤンキースの菊池獲得に太鼓判を押した。
ヤンキース以外には、ニューヨーク・メッツ、ブルージェイズといった球団が新天地として囁かれている菊池。はたして最終的にどの球団が受け入れ先となるのか。ロックアウト解除後の動きに注目したい。
構成●THE DIGEST編集部
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