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躍進のカギは「万全なダルビッシュ」と元阪神スアレスのフィット?米メディアがパドレスの現状をリアル分析

パドレスで2年目を迎えるダルビッシュ(左)。来季から加入するスアレス(右)とともにチームを救うパフォーマンスを見せられるか。 (C) Getty Images (C)THE DIGEST
現在、ロックアウトによる影響で動きを完全に止めてしまっているMLB。全球団が活動を休止を余儀なくされ、あらゆる交渉がストップしているが、現地では来季に向けた補強に関する動きも注目を集め続けている。

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サンフランシスコのラジオ局『KNBR』は、ロックアウトに突入した時点でのナショナル・リーグ西地区の現状を分析。そのなかでタレント軍団と注目されながら今季地区3位に沈んだパドレスは、「投手陣の奮闘がカギ」とされた。

「最大の変化は、選手の取引ではない」。そうパドレスの現状を説いた同メディアは、まず監督の交代をクローズアップ。昨シーズンまでオークランド・アスレティックスを率いたボブ・メルビンについて、「彼が指揮を執ることで、2021年の不本意なシーズンから立ち直るための準備が整うはずだ」と、その手腕を高く評価した。

続いて野手陣については「フェルナンド・タティスJrやマニー・マチャドなど、タレントはまだいる」と楽観視した同メディアは、一方で投手陣に奮起を促した。

「ダルビッシュ有とブレイク・スネルが再び万全で機能的であることと、マーク・メランソンがいなくなったブルペンが改善されることが重要」

入団2年目を迎える先発二本柱の復調に加え、クローザーのいないリリーフ陣の復調はタイトル奪取を掲げるパドレスにとっては欠かせないポイントだ。すでに元阪神のロベルト・スアレスを獲得し、さらに日本ハム、ソフトバンクでプレーしたニック・マルティネスの加入も報道されている。

はたして、パドレスは今年に果たせなかったプレーオフ進出を成し遂げられるのか。日本人エースの復調と元NPB戦士の活躍が不可欠になりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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