「成功を見るのはつらかった」筒香嘉智の古巣専門メディアが後半戦の打棒爆発に恨み節「メジャーでのプレーがわかってきた」
3球団を渡り歩き、最後に本領を発揮した日本人スラッガーの活躍に、送り出した側も注目している。
昨シーズンをレイズでスタートした筒香嘉智は、不振から抜け出せず5月にはドジャースに移籍。そこでもマイナー暮らしが続いたが、打撃成績は次第に向上。ドジャースでのメジャー再昇格は果たせなかったものの、8月に加入したパイレーツでついに花開いた。
ドジャースの専門メディア『True Blue LA』は、2021年の振り返りとして筒香を特集。所属していた期間を以下のように回顧した。
「レイズで苦戦していたツツゴウについて、ドジャースは打席の問題を解決できると期待されていた。しかし、その試みはうまくいかず、12試合の出場にとどまった」
その後一転、パイレーツで43試合に出場し、OPS.883、8本塁打、25打点の成績を残した。この打撃について「ピッツバーグ・パイレーツに拾われ、メジャーでのプレーをわかってきたかのように見えた」と変貌ぶりを高く評価した。
一方で、「シーズンを通してマイナーから送り込まれる打者が不足していたため、パイレーツでの成功を見るのはつらかった」とも。自軍のチーム状況もあわせ、移籍後の活躍に羨望のまなざしを送っていたようだ。
来季もパイレーツでのプレーが決まった筒香。引き続き自慢の長打力を披露し、古巣から羨まれるプレーが見せられるのか。3年目のパフォーマンスから目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
X(Twitter)をフォローしよう
Follow @ssn_supersports
Follow @ssn_supersports