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「ハイリスク、ハイリターンなターゲット」鈴木誠也に米メディアの注目止まず! 「スズキに賭けてみるべき」球団は?

MLBから熱い視線が向けられている鈴木。はたしてどの球団と契約を結ぶだろうか。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)
今季、侍ジャパンの不動の4番として東京五輪金メダル獲得に貢献し、レギュラーシーズンでは首位打者と最高出塁率で個人タイトル二冠を飾った鈴木誠也(広島)。ポスティングシステムでのメジャー挑戦の可能性が報じられて以来、野球の本場からの注目度は強まるばかりだ。

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現地時間11月12日には、米サイト『Dairyland Express』が「ミルウォーキー・ブリュワーズ:セイヤ・スズキはハイリスクハイリターンのFAターゲット」と題した記事を掲載。ブリュワーズを「小規模市場のチーム」としながらも、来季へ向けて「スズキに賭けるべきだ」との見解を示している。

同記事を執筆したブライアン・サンプソン氏は、まず、27歳の鈴木を獲得するメリットについて「他のFA外野手候補より若いこと」を挙げ、「これは外野手に長期的な戦力を求めているブリュワーズにとって魅力的だ」と指摘。「もしブリュワーズがFAで思い切った契約をするなら、スズキがターゲットになるだろう」と言及した。
すでに現地では、契約内容について様々な予測が立てられている。米移籍情報サイト『MLB Trade Rumors』は5年5500万ドル(約60億5000万円)、米放送局『ESPN』は4年4800万ドル(約54億7000万円)と読んでいるが、この数字についてはサンプソン氏も同意しており「妥当な価格」だという。

さらに「彼には他の多くのFA選手にはない利点がある(リスクも高いが)」と続けると、最後は「世界最高の野球リーグに移籍することで、彼のポテンシャルが底をつく可能性もある」とリスクを踏まえたうえで、「ミルウォーキーは、彼がそれに見合う価値があるかを見極めなければならない」と記事を締めた。

早くも複数の球団が獲得に乗り出すと相次いで報道される日本球界屈指のスラッガー。仮にポスティングとなれば、MLB球団による争奪戦は必至だ。

構成●THE DIGEST編集部

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