小椋久美子,潮田玲子,オグシオ,バドミントン

「オグシオ」から始まったバドミントンの「四文字ペア」の系譜 次の注目ペアは誰だ?

パリ五輪のエース候補「シダマツ」ペア

志田千陽,松山奈未,バドミントン
写真左:志田千陽  写真右:松山奈未(Toru Hanai)

2021年に行われた東京五輪では福島由紀、廣田彩花の「フクヒロ」ペア、松本麻佑、永原和可那の「ナガマツ」ペアがそれぞれ挑んだが、ともに準々決勝敗退に終わった。パリ五輪に向けて期待されるのが志田千陽と松山奈未の「シダマツ」ペア。2014年に結成されたこのペアは2015年のジュニア世界選手権で銅メダルに輝くなど将来を背負う存在として注目を集めると、今年の全英オープンで初優勝を飾り、一躍日本のホープに駆け上がった。パリ五輪での金メダル獲得を目標に掲げており、新たな日本女子の四文字ペアの系譜を継ぐ存在として、これからのさらなる飛躍が待たれる。

2000年代のオグシオの登場以来、日本では女子バドミントンを中心に四文字ペアが定着し、五輪を中心とした国際舞台での活躍とともに注目を集めてきた。これまでの歴史を背景にシダマツペアのような新たな注目株が生まれ、次の日本を背負うスターとして日本を背負っていくのか。また、新たな時代を彩る四文字ペアが誕生していくのか。パリ五輪でもメダル獲得が期待されるバドミントン界には注目だ。

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