バドミントンの線審の役割や担当するライン、判定基準を解説
バドミントンの線審の判定基準
先ほどもお伝えした通り、バドミントンの線審は担当するラインにシャトルがインしているのかアウトなのかを判断することが主な役割となりますが、どのような状態のときにイン・アウトなのかの判定基準をしておくことは線審するうえで非常に大切です。そこで、以下ではインの場合とアウトの場合のそれぞれの判定基準について詳しく解説します。
インの判定基準
バドミントンの線審がインの判定をする基準は、シャトルがコート内に着地したとき、もしくはシャトルのコルク部分がラインに少しでもかかっている状態のときです。判定する基準はあくまでもシャトルのコルク部分となりますので、シャトル全体がどこに着地するのではなく、コルクがどこに着地するのかをしっかりとみる必要があります。
アウトの判定基準
バドミントンの線審がアウトの判定をする基準は、シャトルが明らかにコートの外側に着地したとき、もしくはコルク部分がラインにかかっていない状態のときです。アウトのときにわかりにくい例として「シャトルの羽根の部分がラインかかっている」ということですが、コートにインしているのかを判断するのはあくまでコルク部分となりますので、羽根の部分がラインにかかっているかどうかはイン・アウトにまったく関係ありません。また、シャトルは羽根よりコルクのほうが重くなっているため、ラインに羽根から落ちることはありません。
まとめ
本記事では、バドミントンの線審の役割や担当するライン、判定基準について詳しく解説しました。線審はあくまで主審が見えない部分を補うための役割ですが、得点が入るか入らないかを大きく分ける重要な役割を果たすため、しっかりと判定を下す必要があります。イン・アウトを見極めるのはラインにコルクがかかっているかどうか大切となるため、線審に慣れていない方は、まずコルクの落下点を見極められるようにしましょう。
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