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発祥の地はイギリス?バドミントンの歴史をご紹介

バドミントンの発祥の地や競技として認められた時期などの歴史についてご存知でしょうか?

今でこそ当たり前となったバドミントンというスポーツですが、その歴史を遡ることでよりバドミントンを楽しくプレイすることにつながるはずです。

そこで、本記事ではバドミントンの起源はいつなのか、そして日本で競技として行われるようになるまでについてご紹介していきます。

バドミントンが誕生したのはいつなのか?

今でこそ世界的にも人気のあるバドミントンですが、実はいつ誕生したのかは定かではありません。

しかし、バドミントンの発祥として有力な説が2つあります。

1つ目の有力な説は「イギリスが発祥の地である説」です。

イギリスで昔から遊ばれていた「バトルドーアンドシャトルコック」という羽根突き遊びがバドミントンの発祥とも言われており、実際に1800年代にはイングランドの西部に位置しているバドミントン村という場所ではバドミントンのように羽根を撃ち合うという遊びが行われていたという記録が残っています。

2つ目の有力な説は「インドが発祥の地である説」です。

1800年代中頃にイギリスの植民地となっていたインドでは、イギリス兵が革製の球をネット越しに撃ち合う「プーナ」と呼ばれる遊びが流行しており、これがバドミントンの起源になったのではないかとも言われています。

この2つの説を合わせて考えてみてもバドミントンの発祥にイギリスが関わっていることは間違いなさそうですが、決定的な証拠が残っていないためバドミントンの発祥の地を確定させることは今後も難しいでしょう。

バドミントンが競技として行われるようになったのはいつ?

イギリスでは1860年ごろ〜1870年ごろにバドミントンがイギリス中に広まっていましたが、各地で行われているバドミントンは人数に決まりはなく、さらにコートの広さや得点などもあいまいに行われていましたので、とても競技とは言えない状況でした。

そんなバドミントンが競技として認められたのは、1893年にイギリスのバドミントン協会が設立され、協会によってバドミントンのルールの統一化が図られたことがきっかけです。

また、1899年には「第1回全英バドミントン選手権」が開催され、競技としてイギリス中に浸透していきました。

日本ではいつからバドミントンが競技として行われている?

日本でもバドミントンが行われるようになったのは1920年ごろと言われており、青少年の成長を願ってロンドンで誕生した団体である「YMCA」を通じて日本でもバドミントンが行われるようになりました。

ただ、第二次世界大戦の影響もあり日本でバドミントンはすぐには流行しませんでしたが、第二次世界大戦が終戦した翌年1946年に日本バドミントン協会(NBA)が設立されバドミントンは日本でも競技として浸透していき、翌年1947年には「第1回日本選手権大会」が開かれたのです。

また、1952年には国際バドミントン連盟(IBF)に加入して国際的なルールに準じてバドミントンが行われるようになりました。

※国際バドミントン連盟(IBF)は、2006年に行われた世界選手権中に開かれた臨時総会にて名称を「世界バドミントン連盟(BWF)」に変更しています。

まとめ

本記事では、バドミントンの起源はいつなのか、そして日本で競技として行われるようになるまでについてご紹介していきました。

バドミントンはサッカーや野球に比べると歴史の浅いスポーツですが、さまざまな歴史によって正式な競技として認められたことが分かりました。

バドミントンが誕生した歴史を知ることで、さらにバドミントンを楽しんでみてください。

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