バドミントンのコートサイズやラインごとの役割を解説
バドミントンのコートにはさまざまなラインが引かれていてややこしいと思ったことはありませんか?
しかし、コートに引かれているラインの役割を覚えることで意外とシンプルに引かれているということがわかるはずです。
そこで、本記事ではバドミントンのコートのサイズやラインの種類と役割についてご紹介していきます。
バドミントンのコートの種類とサイズ
バドミントンのコートはシングルスとダブルスによってもコートのサイズは異なります。
それぞれのコートのサイズについてご紹介していきます。
シングルスのコートのサイズ
バドミントンのシングルスのコートは、体育館などに引かれているバドミントンコートのラインよりも横幅が縮小されているサイズとなり、サービスラインからサービスラインの間の長さが「1340m」、サイドラインからサイドラインの長さが「518cm」の長方形になります。
ダブルスのコートのサイズ
バドミントンのダブルスのコートは、体育館などに引かれているバドミントンのコートのライン全体を使用したサイズとなり、サービスラインからサービスラインの間の長さが「1340m」、サイドラインからサイドラインの長さが「610cm」の長方形になります。
バドミントンのコートのラインの名前と役割
バドミントンのコートには大きく分けて7つのラインが引かれていますので、それぞれのラインの役割を抑えておくことが大切です。
それぞれのラインについてご紹介していきます。
1.バックバウンダリーライン
バックバウンダリーラインはエンドラインに引かれているラインです。
シングルスではロングサービスとしても使われるため、ロングサービスライン(シングルス)という名称で呼ばれることもあります。
3.ロングサービスライン(ダブルス)
ロングサービスライン(ダブルス)は、ダブルスのサービスのときにのみ使用されるラインとなっており、シングルスでは使用されることのないラインです。
また、ダブルスではサービス時だけではなく、サービス有効範囲のエンドラインとしても使用されます。
4.サイドライン(ダブルス)
サイドライン(ダブルス)は、ダブルスで使用されるサイドラインです。
シングルスではサービス時、ラリー時ともに有効範囲から外れる範囲ですので、使用されることはありません。
5.サイドライン(シングルス)
サイドライン(シングルス)は、サイドライン(ダブルス)の内側に引かれているラインです。
シングルスのサイドのエンドラインを表しています。
6.センターライン
センターラインとは、ロングサービスラインと交差して引かれており、サービスの有効範囲を示すラインです。
7.ショートサービスライン
ショートサービスラインは、ネットに近い引かれているサービスのラインです。
ショートサービスを行うときやサービスの有効範囲を表すために使用されます。
8.オプショナルテスティングマーク
オプショナルテスティングマークは、コートのバックエンド付近に引かれている短いラインです。
試合で使用されることはなく、競技規則上で定められているレフリーによる「シャトルの試打」をするときに使用されます。
まとめ
本記事では、バドミントンのコートのサイズやラインの種類と役割についてご紹介していきました。
バドミントンのコートに引かれているラインは種類が多く、シングルスとダブルスによっても使用するラインが異なることなど、少しややこしいと思われがちですが、実は一度覚えてしまうと考えなくても理解できるくらいにはシンプルな役割です。
ただ、これからバドミントンを始めるという方には少しややこしく感じてしまうかもしれませんので、ぜひこの機会に覚えてみてください。
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