球技にも種類はいろいろ!バドミントンは球技なのか?
一般的な「球技」は、サッカーや野球、バレーボールなどのように丸い球体を使ったゲームをイメージするという方も多いですが、実は球技にはさまざまな種類があり、かならずしも丸い球体を使用したスポーツが球技に分類されるというわけではないのです。
その中でも、もっとも球技なのかと疑問を持たれるスポーツがバドミントンなのです。
確かに、バドミントンは羽根と呼ばれるシャトルを使用するスポーツですので、一般的な球技とはイメージが異なります。
そこで本記事では、バドミントンが球技に分類されるのかということについて詳しく解説していきます。
バドミントンは球技に分類されるのか?
結論から申し上げますと、バドミントンは球技に分類されるスポーツです。
そもそも球技の一般的な定義は「2つのコートに別れてボールを使用して得点を奪い合う競技の総称」や、広義では「ボールを使う競技の総称」とされており、代表的な球技はサッカー・野球・テニス・バレーボール・バスケットボールなどが挙げられます。
このような球技は、円形のボールを使用しているため、一目で球技であることがわかりますが、バドミントンで使用されているシャトルはコルクに羽根がついている形状をしているため、ボールとして認識されることが少なく、球技として認識されないことも多いのです。
しかし、バドミントンのシャトルの先端は円形でなければならないという競技規則が決まっていることなど、随所に球技らしさがみられます。
また、バドミントンのほかにもホッケーやラグビーなど、球体のボールを使用していない球技はいくつかあるほか、球技には明確な定義がないため、マイナーなスポーツの場合は球技として認識されていないこともあります。
球技にもさまざまな種類がある
先ほどもお伝えした通り、バドミントンは球技に分類されるスポーツですが、その中でもさらに「ネット型ゲーム」に分類されます。
球技には、バドミントンやバレーボール「ネット方ゲーム」のほかにも、バスケやサッカーなどの「侵入型ゲーム」、野球やソフトボールなどの「守備・走塁型ゲーム」、ボーリングやゴルフなどの「ターゲット型ゲーム」など、さまざまな種類に分かれるのです。
このように、球技にはさまざまな種類に分類され、バドミントンはバレーボールと同じ球技には分類されます。
バドミントンは世界最速の球技
実は、バドミントンは世界最速の球技としてギネス記録に認定されています。
ギネス記録に認定されている速度は、マレーシアのタン・ブンホン選手が2013年5月に達成した時速493kmとなっており、トップバドミントンプロのスマッシュ速度の最速速度は時速390kmほどになることも多いです。
バドミントンの球速が早い主な理由として挙げられているのが、室内競技なので空気抵抗を受けにくいことからスマッシュの初速が早くなりやすいことです。
まとめ
本記事では、バドミントンが球技に分類されるのかということについて詳しく解説していきました。
おさらいすると、バドミントンは球技の中でもネット型ゲームに分類されるスポーツです。
そのため、オリンピックでも球技には分類されていますし、スポーツ業界の常識としても球技という認識がされています。
球技と聞くと、どうしても使用しているボールに目が行きがちですが、球技として認められるためには他にも条件があるということを覚えておくとバドミントンが球技だと認識しやすいでしょう。
ぜひ本記事を参考にしてバドミントンについてもっと詳しくなってください。
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