バドミントン

知ってると自慢できる豆知識!バドミントンの漢字表記とは?

日本で人気のあるスポーツの多くは海外が発祥の地ですので、基本的には英語表記になっていますが、それぞれのスポーツには漢字表記があることをご存知でしたか?

有名なところでいえば、ベースボールは”野球”と表記しますよね。

このように、スポーツ名にはそれぞれ漢字表記があるのですが、一般的に使用されることは少なく、漢字表記を知らないスポーツも多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、バドミントンの漢字表記について詳しく解説していきます。

バドミントンの漢字表記についての豆知識を知ることで、よりバドミントンの歴史についても知ることができますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

バドミントンを漢字で書くとどんな字になる?

バドミントンを漢字表記で書くと「羽球」と記載されることが多いです。

「羽球」の読み方は”はねたま”ではなく、”うきゅう”と読むほうが正しくなります。

また、「羽球」のほかにも「羽毛球(うもうきゅう)」や「「毛球(もうきゅう)」と表記することもあります。

ただしバドミントンのことを漢字で表記することは珍しく、競技自体は「バドミントン」と表記することが一般的ですし、百科事典などを見てもバドミントンの漢字表記についての記載はないため、バドミントンの漢字表記である羽球・羽毛球・毛球のいずれも当て字もしくは中国由来の漢字表記とされている説が濃厚です。

そもそも海外が発祥のスポーツを漢字表記にすることが始まったのは明治時代ごろの話となっており、戦時中に英語が使用できなかった日本では海外由来のスポーツが日本でおこなわれるようになった場合、日本語でスポーツ名を呼ばなければなりませんでした。

そのため、「ゴルフ=打球」「バスケットボール=籠球」「ベースボール=野球」「ピンポン=卓球」「サッカー=蹴球」のようにそれぞれのスポーツには漢字表記があるのです。

しかし、ほとんどのスポーツの漢字表記は当て字が一般的であるため現在は使用されることはほとんどなく、野球や卓球以外のスポーツの漢字表記はあまり使用されません。

バドミントンの漢字表記を使用する場面はある?

先ほどもお伝えした通り、バドミントンの漢字表記は一般的には使用しませんが、まったく使用しないというわけではありません。

バドミントンの漢字表記である「羽球」を使用する代表的な場面は、部活動Tシャツや部活動グッズに使用する場合です。

例えば、バドミントン部で部活動Tシャツを作成する場合、「バドミントン魂」とデザインしてもかっこいいですが、「羽球魂」とデザインしたほうがかっこよくなる場合も多いため、あえてバドミントンを漢字表記にすることも多くあります。

またかなり限定されますが、中国ではバドミントンを「羽球」と記載することが多いため、
中国のニュースサイトなどでバドミントンについて調べるときは、バドミントンではなく羽球と入力するとヒットしやすくなります。

このように、バドミントンの漢字表記は一般的ではないため、基本的には使用することはありません。

まとめ

本記事では、バドミントンの漢字表記について詳しく解説していきました。

お伝えした通り、バドミントンの漢字表記は「羽球」が一般的ですが、そもそもバドミントンの漢字表記は一般的に使用されませんので、覚えておかなくても困ることはありません。

しかし、なぜバドミントンやほかのスポーツには漢字表記があるのか?ということを知っておくと雑学として使うことができますし、バドミントンの歴史をより深く知ることができるはずです。

ぜひ本記事を参考にしてバドミントンの漢字表記についての豆知識を覚えてみてください。

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