世界陸上開幕直前!日本で敵なしの田中希実が1500M&5000M決勝進出に挑む
田中希実(写真:AP/アフロ)
8月19日開幕の世界陸上(ハンガリー・ブダペスト)が直前に迫っている。
日本からは男子48名、女子28名の計76名が参加する。
その中でも特に注目度が高いのは、日本では敵なしの田中希実だ。
田中希実は女子1500メートルと5000メートルの2種目にエントリー
世界の陸上レベルは日増しに上がっており、今大会も主要種目でのメダル獲得が難しい状況である日本。
前回大会のオレゴンでは、金メダル1個、銀メダル2個、銅メダル1個と過去最多となったが、今回は花形競技でのメダル獲得はなかなか難しいのが現実だ。
競歩の山西利和やマラソンの松田瑞生、やり投げの北口榛花などがメダル候補として考えられるが花形競技ではメダルが期待できる選手がいない。
しかし、そんな中でも可能性を感じさせてくれるのが、田中希実だ。
23歳の田中は、U20世界選手権3000メートルで金メダルを獲得、東京オリンピックの1500メートルでは8位入賞を果たすなどの実績を残している。
日本国内ではもはや敵なしとなっており、常にオリンピッククラスの大舞台をイメージして練習に励んでいる。
7月には1500メートルでシーズンベスト(4分6秒75)、5000メートルでは自己ベスト(14分53秒60)を記録しており、世界陸上ではかなり期待できる状態となっている。
「今までで一番の世界陸上にしたい」
田中自身も大きな決意を胸に挑む大会となる。
女子1500メートル予選は8月19日20時15分予定(日本時間)、女子5000メートル予選は8月23日18時10分を予定している。
果たして田中希実は決勝の舞台に立つことができるのか、1500メートルと5000メートルの両方共に注目だ。
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