「パリ五輪」サニブラウン、本日100m準決勝!日本勢92年ぶりの決勝進出なるか
サニブラウン(Photo:Christian Petersen/GettyImages)
8月4日、パリオリンピック陸上競技男子100mの準決勝が行われる。(日本時間8月5日3時頃)
準々決勝では10秒02のオリンピック日本人最速タイムで準決勝を決めており、決勝進出も十分に期待できる。
なお、坂井隆一郎は10秒17、東田旺洋は10秒19で予選敗退となった。
準々決勝で日本人最速タイムをたたき出したサニブラウン
やはり日本のエースは速かった。
準々決勝に登場したサニブラウンは、抜群のスタートでレースをリードし、後半もしっかりと伸びのある走りを見せた。
ゴール直前には準決勝進出を確信し若干流す余裕も見せた。
余力を持たせながらも10秒02という日本人選手のオリンピック最速タイムをたたき出したサニブラウン。
追い風でもなく(無風)このタイムを出せるというのは、かなりコンディションが良い証拠であるといえるだろう。
リアクションタイムも4組で最速となる0.138秒をたたき出しており、自分の走りができているとサニブラウン本人も口にしている。
・キシェーン・トンプソン(ジャマイカ) 10秒00
・ルーイ・ヒンチリフ(イギリス) 9秒98
・オブリク・セビル(ジャマイカ) 9秒99
・ケインソラ・アジャイ(ナイジェリア) 10秒02
・ケネス・ベドナレク(アメリカ) 9秒97
・エマニュエル・エセメ(カメルーン) 9秒98
・フレッド・カーリー(アメリカ) 9秒97
・レツィレ・テボゴ(ボツワナ) 10秒01
準々決勝でサニブラウン以上のタイムを出した選手はこの8選手となるが、サニブラウンも準々決勝で流していたことを考えれば、十分に決勝進出できる実力があるといえるだろう。
メダル期待の400mリレーに向け個人種目で好発進なるか
サニブラウンが日本勢92年ぶりの決勝進出を果たすこととなれば、8月8日から始まる男子400mリレーにも勢いをもたらすことができるはずだ。
決勝に進むことができれば、1932年ロスオリンピックで6位となった吉岡隆徳氏以来92年ぶりの快挙となるだけに、その走りには注目だ。
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