「世界陸上」決勝に進むのは誰だ!サニブラウン、坂井隆一郎、栁田大輝がベストコンディションで世界の強豪に挑む
いよいよ明日(8月19日開幕)に迫った世界陸上(ハンガリー/ブダペスト)だが、男子100メートルの代表であるサニブラウン、坂井隆一郎、栁田大輝が期待できそうだ。
3選手とも良いコンディションで大会に臨めるため、9秒台&決勝進出の可能性も十分にある。
サニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)
自己ベスト9秒97
2019年に9秒97の日本記録を樹立したサニブラウンは最も決勝進出に近い日本選手だと言える。
男子100メートルにおけるベストな年齢は23歳程度とされているため、24歳のサニブラウンがここから大幅に記録を更新するのは難しいのが現実だ。
しかし、前回の世界陸上(2022年オレゴン)でセカンドベストとなる9秒98を記録し決勝に進出しており、決して下降気味の選手ではない。
「状態はこの1週間で上がってきている」と意気込んでおり、9秒台をたたき出す準備はできている。
前回大会は体力的な問題で決勝では良い走りができなかったが、今回の世界陸上は準決勝と決勝の間に2時間35分もの時間があるため、上手くリカバリーできれば最高の走りを決勝で見せられるはずだ。
坂井隆一郎(大阪ガス)
自己ベスト10秒02
25歳の坂井隆一郎も、年齢的な面から言えばここから大幅に記録を更新する可能性は低い。
しかし、自己ベストは2022年に記録しており、その1秒間に5歩以上も足が回転する世界トップクラスのピッチ走法によって9秒台も夢ではなくなっている。
「やるべきことはやってきた。調子も上がっている」と意気込んでおり、本番での9秒台実現の可能性もありそうだ。
前回の世界陸上では決勝に進めなかったが、今回の世界陸上では決勝の舞台を本気で狙っている。
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