写真：遠藤航（AP/アフロ）
8月16日、プレミアリーグのリバプールがシュツットガルト遠藤航に正式オファーを提示したと『The Athletic』が報じた。
ジョーダン・ヘンダーソンやファビーニョ、ジェームズ・ミルナーが移籍し中盤の補強が急務だったリバプールが白羽の矢を立てたのは、日本代表キャプテンだった。
遠藤は年齢的にもプレミア挑戦のラストチャンスと言えるだろう
ファビーニョがサウジ移籍でアンカー獲得が急務なリバプール
今夏巨額マネーでスター選手を買い漁っているサウジアラビアリーグだが、リバプールもファビーニョとヘンダーソンをサウジアラビアに手放すこととなった。
ブライトンからマクアリスターを獲得し、開幕戦ではアンカーとして起用したが、本来はインサイドハーフやトップ下で輝く選手であるため、アンカーのポジションは適任とは言えない。
そのため、1人はアンカー向きの選手を今夏に獲得しておかなければならない状況だと言える。
有望な若手を獲得するのではなく、即戦力としてアンカーを務められる選手を求めているわけだが、そこで白羽の矢が立ったのが遠藤航だった。
遠藤航は守備的MFとしては世界トップクラスの実力を誇っている
長らくプレーしているブンデスリーガでは、デュエル王に輝いたことがあるほど対人に強く、窮地を防ぎチームに安定感をもたらす。
遠藤自身もかねてから「プレミアリーグでプレーしてみたい」と憧れを公言しており、今回その最大のチャンスが訪れた形となる。
30歳という年齢を踏まえれば、ラストチャンスと言えるかもしれない。
お互いの思惑が一致しているため、あとはクラブ間の交渉が上手くいけばすぐにでも「リバプール遠藤航」が誕生するはずだ。
ソフィアン・アムラバトやライアン・グラフェンベルフにも興味を示しているリバプール
遠藤航に正式オファーを出したとされるリバプールだが、フィオレンティーナのソフィアン・アムラバトやバイエルンのライアン・グラフェンベルフにも興味を示している。
ライバルとなりえるのは豊富な運動量と確かな守備力を持つアムラバトか。
グラフェンベルフは将来性豊かなMFだが守備力に難があると評価されており、リバプールの求めているMFとは若干ズレている。
果たして日本代表キャプテンの遠藤航は世界的強豪クラブのリバプールへ移籍することができるのか、その動向に注目だ。
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