松山英樹は絶体絶命の状況から次戦進出! L・グローバーがプレーオフを制して2週連続V
<フェデックス・セントジュード選手権 最終日◇13日◇TPCサウスウィンド(米テネシー州)◇7243ヤード・パー70>
米国男子ツアーのプレーオフシリーズ第1戦は全日程が終了。松山英樹は「65」をマークしてトータル9アンダー・16位タイに入り、フェデックスカップ・ランキングを57位から47位に上げ、50位以内までが出場できる次週のプレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」にコマを進めた。
途中で中断を挟むことになる松山の残り6ホール。スコアはトータル4アンダーで次戦出場には絶対絶命の状況に立たされていた。しかし、ここから猛チャージが始まる。13番のバーディで1つ伸ばすと、15番パー4では残り112ヤードから1.8メートルにつけてバーディ。中断後の16番パー5では残り200ヤードからピンに絡め、3メートルを沈めてイーグルを奪取した。続く17番パー4でも残り171ヤードから3メートル強につけてバーディと、上がり6ホールで5つ伸ばした。
これで現役選手で最長となる10年連続の最終戦「ツアー選手権」出場に望みをつないだ松山。次戦のBMW選手権を終えて、フェデックスカップ・ランキング30位に入れば、ツアー選手権出場、そして年間王者獲得に近づくことになる。
大会はトータル15アンダーで並んだルーカス・グローバーとパトリック・キャントレー(ともに米国)のプレーオフに突入。18番ホールで行われた1ホール目にパーとしたグローバーがボギーを叩いたキャントレーを下し、前週の「ウィンダム選手権」に続く2週連続優勝でツアー通算6勝目を飾った。
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